職場にて先日立ち上げたメールサーバから一部アドレスにメールが送信されないという問題が発生して、その原因を究明したんですが…、どうやら現状のうちの構成だと、MXレコードの一番優先度の高いsmtpサーバにしか接続しに行かないみたいなんだよね。んで、そのサーバが永続的に落ちてると(MXレコードに記載された他のメールサーバがあって、それらが問題なかったとしても)送れないらしい。「そんな馬鹿な」と思うかもしれないけど、要はセキュリティ用に導入したファイアウォールのsmtp-proxyが悪さしてて、相手サーバの生き死にに関わらず送信元のsmtpサーバに「接続したよん」ととりあえず答えてしまうわけだ。んで、実際に接続に失敗することで一応エラーコード421(サービス使用不可)を送信元smtpサーバに返す訳なんだけど、smtpサーバ側にとっては「あ、でも生きてはいるのね」と思いこんでしまって、それ以降のMXレコードに対しては何もしないでretry待機となるわけ。んでretry時も同じことを繰り返すと。
んがー、相手側の問題といえばそうなんだけど、MXレコードが何のためにあるのかわからないぞ、これじゃ。というか、なんか腐れファイアウォールという感が(^^;。