上記にもあるように実家に帰郷中のわしは、自分の買ったスピーカの実力を探るべく父の音響システム(Renaissance90を中心としたもの)を聴いたんですが…、大ショックです。なんと、わしのシステムの方がずっとワイドレンジじゃないですか(^^;。父のシステムに対し、「わし、今までこんなので満足してたのか…?」と思えるほどに。うーむ、IRSシリーズ最下位と言えど、その恐ろしさを思い知ったりというか。ただ、躍動感、密度感、分解能や微少再現性などではすべての点で負けてましたけど(笑)。これはアンプ等の能力の差っすね、あきらかに。…ただ、潜在能力は圧倒的にOMEGAの勝ちっぽい。さあ…面白くなってきた(w。
次にわしは映像システムの方も聴いてみたのですよ。こちらのメインスピーカはDIATONEのDS-77HRと言う’87夏発売のベストセラー機でして、マドンナのDVDを大音量で聴いてみたんですが…ははぁ、なるほど。こりゃ当時のベストセラーになるわけだよ。正直言って高音は「シャリシャリ」でいまいちくんだし、低音なんぞ無いに等しい。が、中域…殊に声は実にすばらしい音。音離れとか雰囲気など文句無し。最近の同クラス、いや上位クラスでもこの声を出せるスピーカは少ないのではないか?とか思ってしまいました。いやはや、既に購入以来14年もの月日が流れてしまいましたが、まだまだ現役。頑張って欲しいものです。
更にDOLBY DIGITAL 5.1chの映画ソフトを見たんですが…ははあ、リヤ方向の音質向上はかつてのPRO LOGICとはまさに別世界ですなあ。PRO LOGICが「リヤから音が聞こえる」なら、5.1chは「後方に空間が生まれる」と表現すべきでしょうか。ま、プロセッサの性能によるものも大きいかな。…で、これを聴いて思ったのは、「やっぱKappa6.2iをリヤに使うのはやめて、2chオンリーにしようかな…」ということ。スピーカ4つに囲まれた部屋はある意味壮観だし、持つ喜びをユーザに与えてくれますが、しかし部屋としてはかなり使いにくい状態に(^^;。パソコンは別室に追いやる羽目になったし、本棚もなんだか使いにくい位置になってしまったり。それに、なによりもDVDの音声をAVアンプ経由としてしまったことで、DVDの音質が大幅に悪化。これがなによりも痛い。さて…どうしたものか。もう少し再検討の余地ありです。