W32/Aliz

 OP-VH7PCですが、エージングがだいぶ進んだのか、今かなりイイ!(・∀・)状態で鳴っております。と言うか、正直「なんでピンケーブルより安いモノが、こんな音するんだ!」と、むしろガクーリ。
 メインの方だと、なんつーか「私は音楽を聴くのだ。私は音楽を聴くのだ。私は(以下略)」な感があって、ついつい音楽や音と対峙してしまい、だんだん疲れてきてしまうのですが、こっちだったら「低音に不満があれど」さらっと流せるんですよねー。しかも、苦痛になるほどの音質でもない(つまり「そんなに悪い音じゃない」ってこと)。こうやってさらっと流せるのは、別の作業をしながら音を聞く、「ながら作業」には向くのですよ。だからついついそっちで聴くことが増えてくる→メインでの音楽鑑賞が減る。うーん、わしのオーディオ嗜好って、実はこんなレベルで十分だったのかなぁ、とほんの少しマイナス思考になっちゃったり。
 チトだけ昔話。わしが最初に自分用として手に入れた音響機器は、中学進学祝いとして叔父に買って貰ったポータブルモノラルラジカセでした。直径4.5cmのフルレンジスピーカから出てくる音は、とてもオーディオ的とは言えず、また、少し音量を上げるだけで、プラスチックのボディーがビリついて、とても聴けるモノじゃありませんでした。その後、大学に入るまでは父のシステムで聴くことが殆どでしたし、自分用としてはジャンキーなシステム(10〜20年前の機器をばらしたり組み立てたりしたもの)しかありませんでしたが、それでも当時のミニコンポやミニミニコンポには出ない音があり、いわゆるオーディオコンポーネントの実力というか、ミニコンポでは不可侵な世界があるんだなぁ、と思ったものでした。故に、その後も本格的な音響機器こそ正義であり、ミニコン等は「音を聴くモノと言うより、機能として楽しむものだ」と、自分の中でははっきりと区別していました。実際、わしを唸らせた普及型ミニコン(K’s CORE SYSTEMとかは普及型ミニコンとは呼べない、あれはサイズだけミニコンにした本格機器と考えます)は皆無でした。が、今回はやられた、の一言。6万以下でこの音を聞かせる音は、本格音響機器でも難しいだろうし、間違っても\11‚800で購入できることはあり得ない。それだけにわしの心境は複雑です。
 なんだか鬱まった感じの文章になってしまってナニですが、ま、いずれにしても愛用してますよ。昨夜は鈴木重子とゴンチチのCDを聴いて、その雰囲気を伝えてくれることに感動してました(^^;。
 ※と言うか、明らかにメインが価格相応の音になってないんだよなぁ…。技術と所持金(wの更なる向上は至上課題とするべきだな…。

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