月が変わったようだ

夜、昔のMicheal Jacksonのライブビデオを見ました。このビデオは、わしが中学2年生だった87年の10月末に、テレビ放映された物を録画したものです。

当時のわしは、その数ヶ月前に発売された彼のアルバム「BAD」の購入を皮切りに、洋楽界の魅力に取りつかれていて、毎週土曜日のFM番組「DIATONEポップスベストテン(もはやDIATONEブランドが無くなって久しいですなぁ(苦笑)」や、深夜のテレビ番組「ベストヒットUSA」などをエアチェックして楽しんでいました。その頃から「洋楽には邦楽では味わえない魅力がある。」みたいなことを言ってたりして、周りの人たちには「アニヲタで洋楽聴いてる変なヤツ」と思われてたみたいですが(藁、まあ、洋楽の話が出来る友達なんかも増えたりして、それなりに楽しんでました。

そして、当時はそれ以外にも色々あって、例えば、わしがオーディオにこだわるきっかけとなった、山水のアンプ(AU-D907XD)とDIATONEのスピーカ(DS-77HR)をわしの父が買ったのもこの頃でしたし、他校の女の子に恋したり、折角仲良くなった女友達がいきなり遠方に引っ越してしまった(wりして悲しんでたのもこの頃。まあ、なんつーか、期待やら迷いやら郷愁(?)やらまあ色々思い出すことが多い頃なんですな(遠い目)。

さて、そんなことを思い出しながらライブビデオを見たのですが、画質はそれほど悪くない(と言うか、S-VHSのない当時としては頑張ってる方だと思う)としても、音質が…すさまじい、っていうか、Hi-Fi音声とノーマル音声の差を殆ど感じないんですが(^^;。今のBS DIGITAL Hi-Visionの音声がAACエンコードであることを「音質が悪い」などと言っている人がいますが、それとは隔世の感すらあります。

まあ、途中で挟まるフリーダイヤルのCMが「鉄棒をする猫を見たら思い出してください」等と言ってるあたり、実に懐かしい訳でして、そこに当時のテレビ番組の音質云々を語るのは、ある意味野暮かも知れないんですがね。ううむ、昭和は遠くなりにけり、か?

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