スンスンオフ

tatto氏主催の「スンスンオフ」に参加するため、10時50分頃起床。昨日の件もあり、明らかに寝不足(^^;。

さて、集合場所である台場まで見光氏のR32で行く予定だったのですが、車に乗り込み、イングニッションキーを回してもウンともスンとも言わない…、どうやらバッテリーが上がってしまった模様。明らかに意気消沈する見光氏を慰めつつ、結局電車で現地まで行くことになりました。

スンスンオフの主目的である「MAZDA ZOOM-ZOOM Park in お台場どっと混む!」での詳細については、きっとtatto氏が、わしより数億倍分かり易く、読みやすい文章でその詳細を記してくれると思います(wので、ここではわしの印象というか、感想を書くに留めますが、とにかくM本氏の説明によりますと「mazdaが本気であることが伺える優れた車」ばかりの模様。というか、展示されている車云々より、M本氏の説明が「理にかなっており、また分かり易い」とても参考になるものばかりで、どちらかというとそちらに感心しまったり(w。変なたとえ話になりますが、オーディオの世界でも、よく「自分の欲しい音の傾向だけを伝えて、機器選定等はショップのオーナーに一任した」という人が多く見受けられ、わし的には「それじゃ面白くないんじゃないの?」とか思ったりするのですが、車(チューン)に関しては、正直M本氏に一任してもいいや、と思えるくらいの解説を聴くことが出来ました。むー、さすがプロ。

さて、今回わしが一番気になっていたのは、やはりアテンザのスポーツセダンですが、これ、想像よりずっと実用的な車ですね。後席は広いし、ラゲッジルームも十分な容量。tatto氏はラゲッジルームを見つつ「コレだったらワゴンじゃなくても十分」と仰ってましたが、わしも禿しく同意。その後、特設のコースで試乗もしたのですが、パワーは十分あるし、FF車に特有の「急加速時にノーズが持ち上がる感じ」も殆ど無くて、非常に良好。足もコーナーで粘る割には乗り心地もそれほど犠牲にしておらず、扱いやすくて楽しい車だな、と言う感じでした。

次に、神戸屋レストランお台場店へ。ここで、見光氏が自身最大の懸案である「バッテリー上がりの件」の話を持ちかけたところ、M本氏がご自身の車で現地へ向かって下さる話となり、更にわしから「そうするとわし、電車が無くて宇都宮に帰れなくなるかも…」と持ちかけたところ、「じゃあ、その後宇都宮まで」とか言う話に発展しました(^^;。と言うわけで、M本氏の車が置かれているtatto氏の自宅までtatto氏車で向かいました。

M本氏の車は白いランサーエボリューションIIIで、元々はパワーウインド、カーステレオはもちろんのこと、エアコンや防音材すらない非常に硬派な車。なお、エアコンは後付けしたものの今は故障しているそうで、窓を全開にして車内で団扇を仰ぐという、今時の車ではちと考えられない楽しいw状態になりました。このランエボ、本人が言うには「エンジンは殆ど手を入れてない」とのことでしたが、一般道での走行ですら、時々、その凄まじさが体感出来るシーンがいくつか有り、「これ、本当にライトチューン?それともベース車が凄いから?」とか思ったりしました。

さて、見光氏邸に着くなり、M本氏は見光氏R32のボンネット内部を迅速かつ的確に調査し、問題なさそうと言うことでブースターケーブルを繋いで、見光氏車のエンジンを始動。どうやら、フォグの付けっぱなしが原因であり、それ以外は特に問題が無かったようで、取りあえず一安心。

次は宇都宮…と言うことで、早速出発することになったのですが、出発直前、M本氏に「遺書は用意しましたか?」と笑顔で脅されてしまいました。その時のわしは「ははは、まさか…」と冗談ぐらいに受け取っていたのでしたが…。首都高速目黒線で、本気モードとなったM本氏とその車は、わしが知りうる領域の遙か外の走りを披露してくれました。どうして、この車はこんな速度でこのコーナを回りきれるのか、いや、それ以前に、どうしてこんな凄まじいパワーを何ら当たり前のごとく路面にアウトプットし続けられるのか、と、不思議で仕方ありませんでした。そして、そう思っている内に別の思いがフッと湧いてきました。M本氏自体の運転は、その走りにかかわらず非常に安定しており、それ自体は決して怖いとは思いませんでしたが、もし、周りの車が何らかのミスを犯して、この車につっこんできたら…。今、目の前のダッシュボードが自分の身体に突き刺さり、もはやどこが車体で、どこが人体だったのか分からないほどの状態となった自分のイメージが一瞬脳裏をよぎり、先ほどの「遺書は用意しましたか?」という言葉が急に重くのしかかってきました。…まあ、実際には何らトラブルは発生せず、ただ順調に高速道路を通過したに過ぎませんでしたが。

途中、tatto氏に運転をチェンジしたりして、宇都宮には21時半頃に到着。ラーメン屋で夕食を済ましたあと、ラーメン屋から自宅までそのエボIIIを運転させてもらいました。最初、思ったことはとにかく全ての操作系が「重いor堅い」。いやまあ、ある程度は想像してましたし、それも想像範囲内のレベルでしたので、慣れればなんて事は無いんでしょうけど。んで、市内を軽く走ったのですが、わしのような下手なアクセルワークでも、この車はそれが当然かのごとく凄まじい加速を見せてくれました。というか、レブリミットまで本当にあっという間。にもかかわらず、走行自体はノーマル車のような絶妙なバランス。これは本当に凄い、こんな風に出来るならわしもチューンしていいや、とか思いました。…これって洗脳された、ってことでしょうかねぇ(笑)。いずれにしても、自宅まで送って頂いたり、終いにはこんな凄い車を運転させて頂き、本当に有り難うございました。>tattoさん、M本さん

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