その後、あまりにも退屈で腹が立ってしまうほどだったため、ドライブついでに実家に帰りました。つくばに着いたのは夕方頃でしたが、「まつりつくば」のため、一部中心街の道路が通行止めになってました。それを見て「ふむ、まつりつくばには久しく行ってないので、久々に行ってみようかな」と思い、夕食を取った後、妹の自転車を借りて中心街へ向かいました。
竹園公園〜センタービル間に立ち並ぶ出店と人混み、通行止めになった大通りを走り回る沢山の山車(?ちと違う気もするけど…)や沿道でそれらにかけ声を掛ける人々をみて、「凄い」と感嘆したのと同時に、「いつの間にこの町はこんなに大きくなったんだろう」と正直驚きました。実は「まつりつくば」は今まで昼間しか行ったことが無く、夜行ったのは今日が初めてだったのです(つーか、そもそも18年前は夜にこれといった催しはやってなかった気がする)が、今まで「所詮30年程度の歴史しかない街の山車行列なんぞ大したことないだろう」とタカをくくっていたのが、見事にうち崩されるほどの規模で仰天しました。…思えば、わしの家族は、この大通りがまだまともに整備されていない頃からこの街に住んでおり、ある意味、わしの成長はこの街の発展と共にあった、といっても良い(のかな?ちと大仰という気もしますがw)のですが、街はわしの成長を遙かに追い抜き、いつの間にかこんなに集客力を持つ巨大な街になっていた、というのがわしの本音。闇夜に鮮やかに浮かび上がる山車の数々を見ながら、この街であったかつての様々な思い出が、わしの胸を去来しました。