と言うわけで、適当に話題を見つけてみる。
職場にて、DOSでのTCP/IP接続について色々調べていたところ、「【ユーザーズレポート】NEC PC-9800シリーズ(1)(from MYCOM PC WEB)」という記事を見つけたので、はむはむ、と思いつつ読んでみました。で、何となく思ったことを徒然なるままに書いてみたり。
わしが最初にさわったPCは、実はPC-9800シリーズではなくて、中学校にあったSHARPのX1 Turboだったりするんですが、これは殆どまともに触っていない(と言うか、何にも知らなかったので触りようがなかった)ため、実際に「熱かった扱った」といえるPCは、自宅にあった「NEC PC-9801VX21」であったと言えます。しかし、このVX21は元々親のものだったことや、お下がりとしてもらった頃には既に「激しく時代遅れ」の代物であったため、あくまでもゲームやDOSの標準ツールを使うことが主であり、それらを超えた使い方は(知識がなかったこともあって)殆ど出来ませんでした。
その後、当時憧れであったA-MATEこと「PC-9821As/U7」を手に入れ、また、モデムを高速化(と言っても、28‚800bpsですが)したことにより、草の根BBSへの本格デビューをし、そのひじょーに濃ゆい世界wの初めてのオフ会にて、「PC-9800のMS-DOSでもここまで出来るのか!!」と驚愕しました。その後、ズブズブとフリーウエア等による環境構築に明け暮れる様になり、その過程にてPCのハードやソフトについて詳しくなって、今の自分があると言えます。従って、先に挙げたユーザーズレポートに投稿された方々と同様、わしにとってもPC-9800シリーズは「師」であったと言っても過言ではないでしょう。
今、そのPC-9800シリーズのPCはどうなったのか、と言いますと、PC-9821An/U8Wが現役で動いていたり、その他の筐体についても一応捨てずにしまってあったりするんですが、部屋のスペースなどの理由により、今後その殆どを手放さなければいけない状況となってしまいました(An/U8Wを除く)。ちと残念ですが、致し方ないのかなーと思ったりもしていて複雑な心境です。
PC-9800シリーズは、日本国内では非常に隆盛を極めた一方で、そのせいで世界標準から取り残されたなどとと評されることも多いのですが、わしにとっては非常に扱いやすく、また、色々教えてくれた良いアーキテクチャーだったと思います。別れ際には「今までお疲れさまでした」って言ってあげたいと思います。
#ま、PC-9800レベルで「扱いやすい」などと言っているようじゃ、わしのレベルも知れたモンですが、気にしないようw。>強者の方々