朝起きてみると晴天ポカポカ。これでどこにも出掛けないのは勿体ないと思い、くろだ氏と2人で久方ぶりに都内に車で出よう、と言う話になりました。当初、倭人氏などのお薦めの「水族館」なども考えましたが、車で行くだけに交通費だけでも結構な額になることや、あまりにも急遽過ぎて何の計画も立てていなかったと言うこともあって、たまたま別件でtatto先生が松先生邸に行く、と言う話に便乗することになり、くろだ氏の快諾を得て稲城でゴーしました。
途中、最近開通したC2王子線などを経由して、稲城に着いたのは12時半頃。をを、松先生が工場で作業されてる姿を初めて見たのですが、なんつーか、普段とは眼光の鋭さが違う気がしますた(と言うか、最初、誰だかわからんかった(^^;)。作業中、これから廃車する予定のお客さんの車からエアクリを引っぺがすなり、「鳴沢さん、これ交換しません?」と、非常に有り難いお話が。と言うわけで、突如、わしの車のエアクリはAPEXiの純正交換タイプになりました。ちなみに、わしの車のエアクリはインテーク側のパイプを外さないと交換出来なかったそうで。この辺が「(整備)技術の(要る)日産」と言われる所以か、と改めて感心しました(苦笑)。作業してくださった松先生、有り難うございました。
その後、みなさんが手際よく作業をされている中、わしとくろだ氏が退屈そうにしていたところ、松先生から「デモカーを運転してみませんか?」というまたまた有り難い申し出が。「キタ―――(゚∀゚)―――― !!」とばかりに喜んで応じたのですが、これが間違いの始まりだった…(笑)。アイドリング時のエグゾーストノイズを聴いただけでも、「これはヤヴァイ、きっとヤヴァイ」と鳴沢の頭には警戒信号が走ったのですが、その後、松先生が車庫から出す際に2回ほどエンストさせているのを見て「こんなの、わしじゃ前に進ませることすらままならないんじゃ…」と、シートに座る前から尻込み。運転席に座っても、まるで無理矢理ジェットコースターに乗せられた子供の用に小さくなってたわしでした。しかし、ここで引き下がっては男が廃る、と言うわけで、ベルトをして、さあ発進!と、クラッチ繋ぐなりエンスト(w。その様を見て松先生曰く「ゼロヨンスタートで行ってもらって良いですよ」「あと、パワーにタイヤが負けてますので、セカンドでフル加速した際にリヤが滑り出すことがありますから、こまめにカウンター当ててください」と、これまた激しく有り難いお言葉が(とほほ)。ゼロヨンスタートなんかやったこと無いぞ、わし…と言うわけで、自己流で強引に繋いで発進!…あまりにもギクシャクしたクラッチミートだったため、その衝撃で同乗者がシートのヘッドレストに頭を打った模様(^^;。
その後、2速でぐっと踏み込んでみたのですが…リヤが滑りだそうとしてるのが分かるよ、ママン!って感じでして、おいしい回転まで回せませんでした(ヘタレ)。なんつーか、直線コースであれば、アクセルを踏むだけで誰でも凄まじい加速を楽しめる松エヴォに対し、こちらは更に上級者向きだなぁ、と言う印象を受けました。高速ステージ等では非常に楽しそうなものの、ドライバーのテクは必須だし、街乗りには辛すぎるなど、チューンの難しさを知る良い勉強になりましたよ、わし的には。
次に、パーツの載せ替えが終わったtatto先生のP10にも試乗させてもらうことに。ああ、なんて走りやすいんだw。なんだかデモカー運転した直後だったこともあって、妙に力んでしまい、回し過ぎ&シフトレバー操作に力が入りまくりと言った感じになってしまったのですが、気持ちよいレスポンスで回るエンジン、ホールド性の高いシート、比較的静かなマフラー、そして各種操作系の快適さ等、わしにはこれ位がちょうど良いのかな、と思いました。次の車の候補にP10も追加しておこうっと(笑)。
その後、みんなで食事をし、わしとくろだ氏は帰路に就いたのですが、さすがにそのまま帰るんじゃくろだ氏が可哀想、と言うことで、事故渋滞回避をも兼ねて、レインボーブリッジを渡って湾岸線から帰ることに。「風景綺麗だねー」と感激するくろだ氏をみて、ほんの少しだけ安堵したわしでした。
高速を降りた後に気付いたのですが、わしの車、ブーストが掛かる辺りからの加速が明らかに変わってますな。うーん、エアクリ一つでここまで変わるのか、と感心。
と言うわけで、なんだかドタバタした1日でしたが、楽しかったです。みなさん有り難うございました。