今日も良い天気

夕方、昨日購入したDV-S858Aiが届きました。で、箱を持ち上げたところ、なんという軽さw。わし、フルコンポサイズの機械でこんなに軽いものを買ったのは、チューナ以来じゃないかなぁ。いずれにしても、音響機器とは思えない軽さ。ううむ。

開梱後、改めて本体を見ましたが、なんてチープな外観。現用のDV-S9と比較したら、おもちゃにすら見えてきます。「ああもう、これじゃ音質なんてとても期待できるはずがないな…」と試聴前から既に諦めモード。まあ、それらは購入前から予想していたことではあったのですけれども。

今まで使用していたDV-S9をどかし、設置して早速色々試しましたが、画質はやはりDV-S9とは比較にならないほど良い。特に階調表現がすばらしく、画面に映し出される人の顔の毛穴までくっきりと見えます。また、DV-S9は、なんというか「デジタルっぽい」画質で、特に光の強い部分などは若干白飛びすら起こしている感じでしたが、これは非常に滑らかな画。画質については、もはやDV-S9には万に一つもの勝ち目すらありませんでした。

さて、音質ですが、こりゃもう当初の予想通り。SACDも試聴しましたが、「こんなモン?」って感じでして。もっとも、SACDは「色づけのない、ナチュラルサウンド」であることが売りなので、これはこれでいいのかも知れないですが、「これじゃ、SACDは市場で支持されそうにないな…」と思った次第。どちらかというと、mp3の音質がCDの音質との差が少なく良好に聞こえたりしました。

それから、筐体。これはどうあっても安っぽい。トレーの開閉はスムーズ等という言葉とは全く無縁。時々、トレーがガタガタ言いながら閉じたりしているほどの精度でしかありません(これは実家のDV-S747Aも同様でしたので、故障ではなくてこういうものなのだ、と判断)。もっとも、DV-S9のトレーの開閉は、スムーズなものの非常に遅いことを考えると一長一短かなぁ。また、このシャーシはどう考えても要対策ですね。最低限、トッププレートへの振動対策や、インシュレータの交換は行いたいところ。元々があまりにアレなだけに、対策すると効果有りそうな雰囲気ではあります。

再生能力。これはさすがに良好で、実家のRD-X1で作成したDVD-Rについて、今までのDV-S9ではディスクの最後になるに従って再生ができなかったり、ドロップアウトを起こしたりしてましたが、このプレーヤでは全く安定していました。一度だけ、mp3再生中に一切の画面表示ができなくなる、という問題が発生しましたけれど、まあmp3再生機能自体がおまけみたいなモンだし、これは仕方ないのかと(ちなみに、電源を入れ直したら直りました)。

総評としては、やはり巷で言われているとおり、VSA-AX10i(または、新型のVSA-AX10Ai)と組み合わせて使用することが前提っぽいなー、と重いました。画質については全く不満を感じませんでしたが、音質とmp3再生時の操作感は若干不満を感じます。特にmp3はいい加減mp3タグに対応して欲しいなあ。まあ、今回の購入額は一般市場でのものより遙かに安価でしたので、比較的コストパフォーマンスは高いと言えるのですけれど、一般的な市場価格ではどうなんだろうなぁ。少なくとも、先日発売になったDV-S969AViは、あの値段では全く魅力を感じませんけれども…。

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