祖母の法要

小雨の降る中

平成6年の今日、外出したきり行方が分からなくなってしまった祖母の法要が行われました。…一応、位置づけとしては葬儀と言うことになっているのですが、未だ何となく引っかかるものがあって、何となく「葬儀」という気になれません。
実際、このように行方不明になってしまった人の場合、「葬儀を行う」という例は少ないらしく、今回法要の行われたホールの関係者や、僧侶なども結構戸惑ったとかなんとか。わしの家の場合、先日竣工した小平市の実家の件などにより、どうしても法的にけじめをつけねばならず、法的にけじめをつけた以上、それなりのことを行うべき、との判断に基づき実施された、と言った経緯になっています(と、わしが思っているだけで、実際には違うかも知れませんが(^^;)。
と言うわけで、葬儀と言っても今回は家族5人のみで粛々と執り行われました。
わし本人としては、前日に写真を用意した際、「こうやってみると、本当にいなくなっちゃったんだなぁ」と実感したりしてましたが、この時は特になんの感情もなく、ただ参列しただけ、という感が有りました。ただ、当人が元気だった頃、「(大気は)葬儀の時は位牌を持って」と繰り返し言っていたことを思い出し、それだけは自らの義務であろうと考え、忠実に実施したつもりではありますが。

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