FMラジオを聴ける環境を整備する
なんでも、妻は最近車の中でFMラジオ(J-WAVE)を聴いているうちに、DJによる情報や最新の音楽情報をチェックするのが楽しみになってしまったらしく、「自宅でも聴きたい」との要望がありました。わしもかつては暇さえあればFMを掛けていろんな情報をチェックしていましたが、宇都宮では殆どのFM局、特にJ-WAVEを受信することが困難になり、チューナそのものを押入に仕舞っておりました。
と言うわけで、久々に手持ちのチューナ(DENON TU-280)を引っ張り出して、使ってみましたが、なんだか学生時代にレポートを書きながら聴いていたときと同様で何となく雑然とした感じの音。BGMであればこんなのでも良いのかもしれませんが、なんだか真剣に聴く気にはなれませんでした。とはいえ、今更新品にて購入できる高級チューナはAccuphaseのT-1000くらいですし、それ以外はTU-280と似たり寄ったり…。仕方ないので、ヤフオクで中級機あたりを探していたところ、程度の良いKENWOOD KT-V990(なんで敢えてKT-7020やKT-6040ではなくKT-V990なのかと言いますと、この機種はデザインに無駄が無く洗練されていることや、父が当時V880を購入し、それより上位機種だったV990には格別の憧れがあったからです。)を発見・落札。今日それが届いたわけですが、本当に美品で実家のKT-V880より遙かに程度が良いものでした。
さて、早速音を出してみたわけですが、「チューナでもこんなに差があるのか」と言いたくなるほど元気で澄んだ音に。もちろん、当時でも中級機であったことや、経年変化などを考えると極上の音、というわけには行きませんが、わしが求めていたFMの音には十分達している感じ。大切に使おうと思います。