環境を整えてから随分経ちますが

SACDをまともに試聴してみた

と言っても、うちにあるSACDのソフトはStingの『SECRED LOVE』しかないわけですが、とりあえず、CD AudioとSACDの2chとMulti Chをそれぞれ聴き比べてみました。

CD Audio
それ単体で聴く分には、今まで同様のStingサウンドと言えなくもないのですが、試しにSACD 2chと比較すると、帯域が狭いせいなのか、特定の音域、特に中高域が張り出してくる感じがあります。ただ、何となくこの音を「良い音」とする向きもあるかもしれないな、等とも思いました。
SACD 2ch
一聴すると「あまりインパクトのない音」。しかし、しっかり聞き込むとCD Audioとは比較にならないほどの情報量。音の出方も自然で、CD Audioのように特に気になる音域などといったものはありません。非常に滑らかで、言うなればよりアナログに近い感じでした。
SACD Multi Ch
聴いてみて「これはずるい!」などと思ってしまいました。と言うのも、SACD 2chと同傾向の音質ながら、効果的なリヤプレゼンスが何とも楽しくて…(^^;。音楽をより深く聞き込むには2chの方が好ましいのかもしませんが、音楽を気軽に楽しむのならこれが一番良いかもしれません。

で、この日記を書きながらFM等を聴いているのですが、改めて聴くとなんとも帯域の狭いこと狭いこと…(^^;。まあ、致し方ないのですが。ただ、以前も書いたのですが、上述のような比較を最低限出来るような環境を構築するにはあまりにも金がかかりすぎますね(苦笑)。これじゃ一般環境でのSACDの訴求力は非常に厳しいと言う印象。実際、DVD Audio、SACDとも普及は悲観的とも言う状況ですし。

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