春の陽気

散歩

うちの子も先月くらいから、外を自由に歩きまわれるようになり、毎日それ相応の散歩を要求するよう(といっても、しゃべれないので、なんとなく態度でですけれど)になったのですが、今日は地元の桜を見ようと思い、しかし人の多いところだと子供の散歩には辛いので、かつてのわしの母校付近を歩かせてみました。
つくば市中心地は、ここ数年開発第2フェーズとも言わんばかりの再開発ラッシュで、気づくと以前官舎が建っていたところにマンションが建設されていたりと、わしの過去の記憶とはだいぶ異なる風景になりつつあるのですが、この一帯だけは中心地区でありながら一部を除いて30年前と殆ど変わっていないため、よちよち歩きするわが子を見つつ、妙に懐かしい気分になってしまったりしました。特にわしの母校は正門がなく、入り口部分が遊歩道と続きになっているため、比較的アクセスフリーになっているのですが、入り口に立つ像や日時計(地元の人であれば、わしの母校がどこだかバレバレですね(^^;)を見ながら、ここであった事柄や、今はもう行く先すら分からない友人・知人たちのことに思いを侍らせたりしていると、まるでこれまでの年月が走馬灯のように浮かんでは消えていきました。みんな、今頃どこで何をしているんだろうな…。
自宅に帰ってから、そのころのアルバムを開くと、入学式の記念写真に記された日付が27年前の今日でした。偶々とはいえ、何らかの縁を一瞬錯覚してしまいました。

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