K11リコール対策施工
…というのは実は建前で、実際にはVQ35HRを積んだマイナー後のZ33の試乗をしたいなー、などと思い立ったので、ついでに標記の件をお願いした、というのが本音なのですが。と言うわけで、毎度おなじみのディーラへ。
ショールームには、来月発売予定のDUALISが展示してあったのですが、外観、室内ともに写真等で見た印象より遙かに良く、あまりSUVに興味のないわしですら「まあ、これだったら乗っても悪くないかな。あまり高額ではないし、かといって子供っぽくもないし」と思いました。とりあえずカタログをGet。
で、Z33。そもそも「妻子ある身で何考えてるんだ」と言われてしまいそうですが、ここのところV35の調子がかつてないほど良く、「これはこれで良いかも」と思い始めてきたので、「V35→V36、ではなくて、V35を残しつつもう一台買い増すとしたら…?」という風にも考えるようになり、とすると、V35とV36の組み合わせではあまりにもつまらないと思い、その候補の一つとして、Z33を意識し始めたのでした。そして、いつも行っているディーラにはたまたま(?)そのZ33の試乗車があり、せっかくだから乗ってみよう…と思いついたのが今回の件の発端となります。
さて、シートに腰掛けてみると着座位置が想像以上に低く、フロントウインドウ以外の窓が全て小さいため、フロント以外の部分の視界はあまりよろしくない。思い出してみれば180SXも似たような感じだった筈なのですが、久々にこういうボディの車に乗り「ああ、タイトなコクピットと言うのはこういう感じだったんだな」等と思いました。そして、同時に「車体感覚つかみにくそうだな…」などとと危惧したりもしたのですが、いざ走り出してみると、その意に反して車体感覚を掴むのは非常に容易で、試乗のつもりがついつい楽しんでしまいました。V36の350GTより運転しやすいし、俊敏ですね。V36も速いんだけれど、いかにも「重いボディを強力なエンジンで振り回している」という感じだったのに対し、Z33はそういう力んだ感じがなく、ごく当たり前に速い。コーナでもまるで今までずっと乗りこなしていた愛車だったかのように、意のままに曲がれるという印象でした。この車、想像よりずっとしっくりくるぞ…、もしかして、わしにはV36よりZ33の方が合っているのでは、とすら思ってしまった次第。
なお、ディーラに戻ってみると、隣の席でZ33 Version NISMOの商談をしているお客さんが居たりと、Z33への意識が妙に高まった一日でした。でもなー、買うとなると絶対周りから猛反発食らうだろうなー。実際、今回の試乗に同行しなかった家内にこの話をしたら、思いっきりイヤな顔されたし(^^;。