Apple In-Ear Headphones with Remote and Micを買った
これまで使用していたMDR-E888LPがくたびれてきたことや、つくばエクスプレスの走行音(轟音)のせいで殆ど音が聴こえない環境に嫌気が差したので購入。
このヘッドフォンを手に入れるにあたり、他にもAudio Technica ATH-CK9、ATH-CK10、ならびに同社ATH-ESW9なども念のため試聴しました。ATH-CK9とCK10はどちらもそれなりで、共に音質を考えると若干高価かなあ、と思ったことや、上位機種であるCK10のほうがなんとなく音域バランスがわしの趣味ではない(若干高域を持ち上げ気味か?)のため食指が動かなかったこと、ATH-ESW9は音質に「若干の人為的に作られた感こそあれど」とても良い音で気に入ったのですが、なにぶん音漏れの不安があることと、毎日持ち運ぶには若干大げさな感が否めないので迷いに迷った挙句、「通勤用で毎日使うヘッドフォンだから、あまり高額なものを購入してもどうせ壊すだろう」ということで、先のヘッドフォンに落ち着きました。
で、その音質ですが、少なくともわしの試聴環境(iPod Touch 2nd+MP3 192kbps)であれば、それなりにそつなくこなします。音の傾向としては、帯域をあまり欲張らない、言わばナローレンジでありながら、その限られた範囲内にてあまり刺激的な音を出さない方向性でまとめているように思いました。なんとなくですが、iPod付属のヘッドフォンと傾向が似ているとも感じます。
ただ、不思議なのは試しにR-K1に挿して聴いてみると、巷の評価にもあるとおり恐ろしくハイ上がりな音に…、もしかしてインピーダンスマッチング等がiPodに最適化されているのでしょうか。