高校時代の知り合いと会食
仕事のあと、3名(計4名)と夕食をともにし、お互いこれまであったことについての話に花を咲かせました。近年家族間でのおつきあいのあるH氏はともかくとして、一方、10年もの間直接お会いしていなかった方もおり、月日のたつ早さに驚いたりもしました。
で、色々聴いていて思ったのは、みんなそれぞれが何かしらの波乱や修羅場と思われるものを経験していて、しかもそれが今でも解決・決着とはいえない状態のまま日々を過ごしているんだなあ、と言うことでした。わしもそれなりかと思ってましたが、ほかの方々に比べたら何とも平々凡々とした道のりであったことか。わしは一部の方から「とてもバランス感覚が良い」と評されていて、しかしそれは自分ではなんら実感がなく、むしろ道を踏み外さない様、綱渡りのような気持ちで日々を過ごしてきたつもりでしたが、その評価の意味がほんの少しだけ分かったような気がしました。
しかし、今日お会いした方以外も含め、色々な話を聞くにつれ、だんだん「普通」という状況ってなんだろう、と思うようになりました。
わしはたまたま平々凡々というか、比較的大人しい日々を過ごしてきたと考えています(いわゆる本当の意味での「修羅場」を経験していない、という意味で)が、これが普通なのか、それとも異端なのか?などと考えていると段々訳が分からない状態に。もしかしたら普通というのは、波瀾万丈な人生こそなのかもしれないなあ、とも。
まあ、人の生き様はそれぞれだし、先にも書いた通り、今の生活そのものだって平々凡々と言いつつも自分では必死に綱渡りをしている訳ですから、このペースで今後も行けたらいいなあ、とは思うのですが。