最近購入したもの

HP-15C Limited Edition

なつかしのHP社RPN電卓の復刻版。予約自体は昨年秋に行っていたのですが、今月頭にようやく届きました。
何でいまさらこんな古いRPN電卓など、という意見もあると思います(というか、それが普通の見解ですね)が、わしにとっては、父がこれを使いながら仕事をしていた姿になんとなくあこがれていた(実際、割と最近まで使っていましたが、液晶を割ってしまったということで、今回わし共々この復刻版を購入したようです。)のと、近年RPN電卓の仕組みというか合理性を知って以来、どうしても実機が欲しかったのですよ。
というわけで、憧れの電卓(凄く違和感のある言い回しですが…、まあ、いいか。)を手に入れたわけですが、オリジナルに比べるといくらか安っぽいなーと思える部分が幾つかあるのと、やっぱり全体的に「古い」と思ったのが正直なところ。この電卓の特徴としてプログラミングがあるわけですが、このプログラムの記述法で「行」があるのですが、行というより「カラム」単位だったりします。だから、リテラル値も1桁入れるとそれが1行になるという…。この辺は、最近の他の関数電卓とかと比べても圧倒的な差があるなあ、というのが本音です。そもそも、RPN自体が既に古くて、最近の関数電卓であればドットマトリクス方式の液晶がついており、ALGで数式そのものを見た目もそのままに入力できてしまうことを考えれば、その差は致し方ないかな、とは思いますが。
でも、RPNは「計算している」という実感が沸いて個人的にはGood。この電卓を活かしきるような計算をすることは今後も恐らくないとは思いますが、大切に使おうと思います。

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