既にtwitterなどでボヤきまくりました故、本件を知っている人も少なからずいると思いますが、三月にあったことを時系列で簡単にまとめます。
- かねてより「今どうしているのか知りたいけれど、もうきっと会うことは出来ないだろうな」と思っていた、幼馴染の女性から三十三年ぶりに連絡がきて舞い上がる。さらに、彼女からのメールに当時の私について大変細かく書かれていて、さらに舞い上がって邪推をしてしまう。
- 家内の許可を得た上で、彼女からの連絡から1週間後に二人で会い、昼食を取った後、かつて二人が通った学び舎へ。その後、喫茶店で「細く長い関係」として、私からfbでの友達関係を望むも、彼女は「これでは幼馴染としての関係もなくなってしまう。これまで同様メールでいいのでは」と回答し、「そうか、そういう特別な関係を望むのか」と捉え、益々舞い上がる。
- とはいえ、再会も果たしたのでいい加減日常に戻ろうと考えていた矢先、彼女からこれまで見たことのないような感情的なメールが届き、私は慌てふためき、余計な問い掛けをしてしまう。その余計な問い掛けのせいで、お互い、更なる誤解と疑念に満ちてしまうことになる。
- その誤解が解けない、と苛立った私はつい感情的になり、彼女にそれをぶつけてしまう。結果、彼女は私に「(その気持ちは)肉体関係以上に浮気」、「サヨナラすべき」、「奥さんを取って」と言い、私は彼女に「私とは多分生きる道そのものが全く違うところに向いている」と言い放って、実質的に喧嘩別れ。※ここまで、最初の連絡をもらってから三週間弱
- それまで、「別に彼女が居なくたって、私の今の日常にはなんの影響もない」と思っていたが、実際にそうなってみて、かつて彼女が近所にいて、共に遊んだ幼い頃を振り返ろうとすると、先日の出来事が辛く思い出される…、即ち心にぽっかりと大きな穴が空いてしまったことに気づく。失敗した、と思ったが後の祭り。暫く陰鬱な気分の日々を過ごす。
細かいことは端折りましたのでイマイチ伝わらないとは思いますが、このようなことがありました。
なお、その幼馴染たる彼女は再会した際にはfbはやらないと言っていたはずなのに、いつの間にかアカウントを作っていたようで、私がそれに一昨日気づいて「最初からこうなっていれば、上記3.項以降の状況は生じなかったのでは」と悔しがっている状況です。でも、まだほとぼりが覚めたと思っていないので、暫くは連絡は難しいだろうな、と思っています。なにせ「肉体関係以上に浮気」と思われてしまったみたいです(実際には「(再会した)あの瞬間、心を奪われてたよ。」とは言ったものの、手すら握っていない)し、私も思いっきり捨て台詞吐いてますからねえ…。
まあでも、彼女の言葉には色々考えさせられることがありました。
例えば、私は家族自体はちゃんと見ていたつもりでしたし、幾ら幼馴染という特別な相手であっても、家族より優先する気は流石になかった(これは天に誓えます)のですが、家内を妻としてちゃんと見ていたか、と言われると最近はちょっとアレだったかなあ、という気もしてきました。なので、今後は月一回くらいはその「妻」と二人で出かける時間を作ろうかな、と思っています。子供達も随分大きくなって、そういう時間を作る余裕も出てきましたから。家内と一緒に生活するようになってから十五年余り経ち、惚れた腫れたという気持ちを抱いている時期はとうに過ぎていて、お互い「家族」という信頼関係に基づいて行動していたわけですが、私はそれに甘え過ぎていたのでは、という良い気付きになりました。
あと、彼女を「幼馴染」という特別な関係の枠に嵌めようとしたのも私のエゴだったなあ、と思っています。だから、もし、改めて彼女と意思疎通が出来るとすれば、ほかの同窓生と同じように接するつもりでいます。具体的にはfbなどのSNSのアカウントで繋がるだけで十分。というか、元々私はそれを望んでいたわけですし。
あとは時間が解決することを祈っています。