母の実家があり、また生誕の地が栃木県日光市であった私にとっては「GWと言えば日光!」ということで日帰りドライブ&散策をしてきました。できるだけ人混みと渋滞を避けるべく朝7時半に自宅を出発したところ、現地には9時45分に到着しました。平年のGWに比べたら道路は全体的に空いてましたね。
到着するなり、ありきたりの観光地は混むだろうと思い、滝尾神社まで散歩をすることにしました。道中神橋の前を通過したところ、雨上がりの朝だったこともあるのでしょう。とても神々しい姿でした。
そして、東照宮横の駐車場が満車になっていることを横目に見つつ、社務所の裏にある香車堂からは舗装道路から離れ、歩きにくい石畳の道を「これこそが滝尾神社への参道よ!」とわざわざ歩き(笑)、白糸の滝を眺めて、滝尾神社に到着しました。道中は殆ど誰にも会いませんでしたが、神社にはそれなりに人がおり、かつての秘境的なイメージは相当に薄れてしまったものの、他の「メジャーどころ」に比べれば相変わらず鄙びた印象で個人的にはこっちの方が好きですね。
滝尾神社の境内には、お堂のほか「縁結びの笹」、「三本杉」なる御神木、「酒の泉」、「子種石」などといった見どころがあるのですが、私自身は過去に何度も参拝していることもあり、お堂で参拝した以外はまあそれとなく見て回るだけにしました。そもそも、散策自体が目的なのでこれでいいのです。なお、境内の写真がないのは他の参拝客がそれなりにいたため、撮影を自粛したことによります。
帰路は二荒山神社方面に抜けるべく、女峰山登山口方面に向かって行者堂の前を通り山を降りました。二荒山神社は人が結構おり、メジャーどころは混んでいる時に行く必要なしと判断し、スルー(笑)。こういうところが、私の日光の楽しみ方っぽい感じ。
下山時は表通りの歩道もそれなりに人がいたので、準・地元民(自称)らしく裏道から東武日光駅前の「乙女屋」まで歩き、昼食を買って親戚の家に戻ることにしました。途中、幼い頃に遊んだ大谷川などを見ながら、のんびりと散策を終えました。
当初の予定では、その後霧降高原にでも行こうかと思っていたのですが、当初の想定よりも道路が混雑し始めてしまったのとにわか雨が降ってきたので断念し、あとは叔母や叔父、それから15時ごろ合流した両親と少し話をしたり、お土産を買いに行ったり、夕食を採ったりして現地を18時ごろに引き上げ、帰宅の途につきました。帰りの道路もやはり普段より空いてましたね。
というわけで、人混みを避けてでのドライブと散策はこんな感じでした。平時であれば一泊して翌朝は奥日光、みたいな行程になることが多いのですが、このような状況下で極力リスクを避けるべく行動するとすれば、日帰りでのこんな感じでのささやかなものになるのは致し方なしなのかな、と思っています。もっとも、個人的にはいっぱい歩けたので、それなりに充実したものになったと自画自賛していますが。
はてさて、GWも残すところあと二日になりました。もう私自身のお出掛けネタは尽きたので、あとは自宅近辺で適当に過ごすことになるのかな…。