二社一寺や奥日光だけが日光じゃない

このブログのエントリーが最近なんとなく病み系?になりつつあるほど、精神的に色々疲れ果てていたので、気分転換にぷらっと日光まで行ってきました。緊急事態宣言が解除されてはや一ヶ月、ここのところ新規感染者数が少ないこともあってか、久しぶりに沢山の観光客で賑わっていましたので、敢えて有名どころは避けて、比較的閑散としていそうなところばかり回っていました。

ところで、私にとっての日光とは…。
あ、いや、5月のエントリーにも書いたし、それ以外のエントリーをも読めばいかに私が日光という場所を特別だと思っているかは分かると思うので、もう繰言のごとくクドい説明は一切割愛して取り敢えず巡ってきたところの写真を載せておきます。

ひとしきり回ったのちに叔父の喫茶店に寄って珈琲を頂きつつ世間話をしていたら、同店の古くからの常連さんである、酒屋のご主人(叔父と同年代だからかなりのお歳のはず)が入店してきまして、その後、そのご主人と叔父との会話を聞いて片隅で笑ったりしていました。この酒屋のご主人とお会いするのも多分20年ぶりくらい?当時は私が比較的ここに通っていたこともあって覚えていただいていたものと思いますが、今日、思い出して頂けたのかが若干不安です(汗)。そもそも、もう20年も経ってますからね。

思い返してみると、この喫茶店では色んなことがありましたね…。

小学生の頃、同店で働いていたとても綺麗なウエイトレスさんが、その後叔父と結婚したり(つまり叔母。確か歳は叔父と10以上離れているはずです)、中学生の頃には当時若かった常連さんの恋愛話に首を突っ込んだ挙句、しまいにはその方が想いを寄せる相手がいる職場まで常連さん複数人で車で押しかけたり(今思えば凄いことしたなあ)、高校に上がってからは今度は私がその常連さんたちに恋の悩みを聞いてもらい、その翌年には当時お付き合いしていた方を店まで一緒に連れて行ったり、学生時代には当時アクティブ会員だった草の根ネットのオフ会で何度も押しかけたり、社会人になってからは当時よくお店に顔を見せていた女子高生に一時的とはいえ私が思いを馳せてしまったり…etc、色々あり過ぎて全部を思い出すことすらままなりませんが、私の成長のいくつかのピースはこの店、いや、日光と共にあったと言っても決して過言ではないと思います。そして、その思い出の中にある人たちにはもう二度と会えない方もいると思うと、ほんの少しだけ胸にチクリとした痛みが走ります。

あと私が中学生時代に使っていた音響機器も、元はと言えはここのお古を頂いたものばかりでした。いくつかのピースどころか、もしかすると、私の人生の中で起きたさまざまな行動のきっかけの半分くらいは、ここから生まれたものかもしれません。


夜、もしコンディションが良ければ星空でも撮るか、と思っていたのですが、あいにく若干空が霞んでいたので今回は諦めて帰宅の途に。また近いうちに訪れたいと思います。

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