昨日の昼過ぎごろにこの件が突如爆裂してしまって、昨晩から頭を抱えてます。しかもその根本原因が全然業務とは関係ないところにあったことを知ってしまったことで、正直匙を投げたくなり…、というか実際にその時手元に持っていたペンを投げました(苦笑)。
原因について一言で言えば、この件の発端となった「震源地の人」による一方的な感情のもつれ、みたいなものですかね。もちろんプライベートでは勝手にすれば、と思うのですが、それを職場に持ち込むのは勘弁して欲しかったです。
それ以外にも、私自身はこの数ヶ月業者の若手を育てていて、それはもちろん私たちの仕事に役に立ってもらえるように、ということでやっていたわけですが、今回の震源地の人が、私がそうしていた理由について「若くて可愛いから」と周りに吹聴していた、ということも併せて知ってしまって、こちらのやる気も削がれてしまいました。いや、確かに若手なわけですから若いには違いはないけども…可愛いからですとぉ?それじゃまるで私がエロ中年みたいじゃないですかぁ?(まあそれ自体は否定しないけど)
私が思うに「若くて可愛い」と思っていたのは、私ではなくてその震源地の人のほうなんだろうなあ、多分。しかもそれをよりによってその若手の前で話してしまっていたらしく、その若手にとってそのような一方的な物言いは極めて不愉快で、思い切り顔を顰めたとのこと。もうそこからその二人の関係(同じ業者の社員です)はギクシャクしていたみたいです。
これまで自らの足許にこんな地雷が潜んでいたと思うと、なんとも言えない気持ちになります。
実際には、この若手への私の教育方法はハラスメントぎりぎりな程度にスパルタ的でした。叱るだけでなく、本気で怒ったこともあります。「責任感をもって作業をやる気がないのであれば、あなたには私の仕事の手伝いをお任せできない。」とまで言ったこともあります。でも、この若手はそういった私の厳しい指摘をほぼ全て吸収し、私の期待値以上に修正をしてきたのでした。その精神力と対応力にはこちらも唸らされるものがあって、重宝していたことは否定しないですし、結果的に依怙贔屓のようになってしまっていたこともあったと思います。だけど、まさか仕事の面でそんなふうに邪な感情故の行動であると捉えられていたとは…と思うと、私のモチベーションはだだ下がりです。
なお、その若手(社会人2年目です)は、自身の作業管理を徹底的に行うようになっただけでなく、すでに取引先との情報システムの選定打ち合わせにおいて、質問事項等を準備して進め方について事前に私と整合の上、司会進行を一人で対応し、議事録を自発的に残すことができるまでに成長しています。およそ9ヶ月前にはITの運用担当として従事しながらも「ITの技術者にはなる気がない」とまで、その若手からすれば本来顧客の業務責任者であるはずの私にすら言って憚らなかった人材が、その後半年足らずでIPAのIT技術者試験で合格を果たし、今や部分的には打ち合わせを一人で任せられる程度にまで成長したのは、かねてより考えていた「私などを遥かに超越する、優れたIT技術者として社会に貢献できる」ことを私が信じて育ててきたこともありますが、何よりご本人の中で心境に変化があったのでしょうね。元々、私より優れているものを持っているな、と感じていましたが、ここまで短期間で伸びることはこちらも想定していませんでした。なので、あとは技術的なところを伸ばせればもう私が手を放しても自力で動けるだろう、と思っていたのですが…、そんな矢先に冒頭のような状況となってしまい、困惑するばかり。できればあと少し時間が欲しかったなあ。
まあ、起きてしまったことはしょうがないので、このあとをどうするか、ですね。
またも、思い悩む日々が続くのでした。