気づいてみると

ここのブログエントリー、平日は仕事かそれに関連することしか書いてないですね。昔のブログであれば、どちらかといえば趣味側に寄っていたのに、気付いたら私が普段語れるものは仕事くらいしかなくなってしまったのでしょうか。

…。
つまらない人生を送るようになってしまったものです。
仕事人間にはなりたくないな、と若い頃は思っていたものですが。

その若い頃、一番最初の会社では仕事について私は、機動警察パトレイバーのキャラクター篠原遊馬の作中のセリフをそのまま借りて「世を忍ぶ仮の姿だけれどね。」と言い訳し、本当の自分はここに在らずとばかり、仕事の成果についてはあまり拘りを持っていませんでした。しかし、そういう生半可な態度が許されるような職場ではなかったこともあって、実にやりにくく、日々苦戦していました。もっとも、残業時間が月3桁時間となることが当たり前だったあの職場で、もし本気で取り組んでいたら却って病んでしまった可能性もあるので、あそこではあのくらいのスタンスで結果的には良かったのかもしれませんが。

で、それが変わるきっかけは最初の転職の時でした。
入社試験の一つに作文があって、そこで書いたのは「高校時代の部活動の時のように、仕事をはじめとしていろんなことに一生懸命打ち込んでみたい」ということ、要は「仮の姿」はもうやめたい、との意思表示でした。そして入社したそこでは少なくないきっかけ・気づきを経て今の自分につながる仕事のペースを獲得したように思います。それは言ってみれば全力疾走でした。今思えばさして長い期間ではなかったはずなのに、職場の様相を一変させることになりました。
およそ4年半の在籍期間ののちの転職は待遇改善が主たる理由ではあったものの、それ以外にも周りの期待値が高すぎて疲れてしまったことと、当時の自分には「次は何を変えれば良いのだろうか、もうよく分からない…」となってしまったこともその要因でした。

職場でのPC勉強会での一コマ(2000年夏頃)

その「次は何を変えれば…」は、今日の自分も似たような境遇になってますね。こんなことをずっと繰り返しているのだなあ、と思うと、懲りない自身の姿にため息が出ます。

なお、二度目の転職後はもう少しゆっくりとしたペースで、と思っていたのですが、残念ながら環境がそれを許しませんでした。が、その話はまた別の機会に。


今朝の音楽は、最初の転職後に在籍した会社にいた頃、ドライブ中に大音量でよく聴いていた曲です。当時の愛車にはcarrozzeriaブランドのナビやサブウーファが搭載されていて、その低音による振動が心地よく周囲の迷惑を省みずよくこういった曲を大音量で聴いていました。そしてそれは、それ以降の愛車においても「サブウーファなしのカーオーディオは…」という流れに繋がっていたりします。

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