午前中に書いたエントリー、あとになって読み返すとどうも妙にネガティブになり過ぎている気がする、と感じたので、追補エントリーを。

実際には自分の歳を悔やみつつも、結構状況を楽しんでいた部分もあったよなあ、と思っています。その若手と話をするのは実に面白く楽しかったし、新しい世界を垣間見ることや、懐かしい出来事を思い出すことが出来ました。そして、確かにさまざまなことで振り回されていたし、そのことで頭を抱え眠れない夜も少なからずありましたが、それもまた悪くないな、と思っていた自分がいました。

日々一つのことで思い悩み、一生懸命その答えを探す…。
まるで若い頃の自分のようで、そしてまだそういう気持ちが抱ける自分がいて、そういう心の余裕があるということを嬉しいと思っていました。もし本当に老いて、さらに何か自分自身の心配事を抱えていたとするなら、そんな気持ちすら抱くことすらままならなかったはずです。誰かのために自らのリソースを割くことができる、それ自体がまだ私自身に余裕がある証左。

もうそろそろその若手への精神の束縛から自らを解放して、私は自身のこれからを考えたいとは思ってはいますが、本当にその日々は楽しかった。ありがとう、って伝えたいくらい。

あと秋には旧友と直接会えることになったりして、それも本当に嬉しかった。そういう意味でも必ずしも悪い一年ではなかったのかな、とは思っています。

今年もあと二時間余りとなり、紅白をぼんやり掛けながら「終わりよければ全てよし」と、結局こうやって例年同様の年末を過ごせることで穏やかな気持ちになってきました。
今年、こんなガタガタな私を支えてくれた沢山の方々へ感謝の意を表したいと思います。本当にお世話になりました。

来年は、誰にとってももっと良い年になりますようにと、心からお祈りします。
2021年、ありがとう！