人生最大の分岐点

20年前の今日、こんなことがありました。

学生時代からの友人であり、今は同じ職場に働くLEE氏と奥さん、それからその奥さんの親戚の女性と遊びに行きましたです。

2002年10月27日のブログ記事より

ここでいう「(友人の)奥さんの親戚の女性」なる人物が、今の家内です。つまり、家内と初めて出会ってから20年もの歳月が経ちました。
なお初対面の印象として、当時の私は次のようなことをコメントとして(つまり、通常は見えないような形で)書き残していました。

女性についてですが、一言で言うなら、やはり「お嬢様」ですね。初対面と言うことも有ってか、多少緊張している向きはありましたが、言葉の端々に落ち着きがあるし、仕草にも風格があります。服装については、それほど派手過ぎず、地味すぎず、って感じでして、「なんか余裕が…」とか思いましたですよ。ご自身の仕事についても「大したことはない」と謙遜されている辺り、「ああ、むしろ…」と思いました。

2002年10月27日のブログ記事のコメントアウトされていた部分より

あとで当人に訊いてみると、実際は全く余裕はなかったようで、相当に緊張していて大人しくしているくらいしかできなかったというのが本音だったらしいですが、まあ、いずれにしても年齢の割には妙に大人びていたことが好印象だった記憶があります。

当時の私はとにかく色々な人と会うのが楽しく、それ故このような初対面の人と会うことに何ら抵抗のない時期だったことも幸いし、出会いの日以降、全く迷惑を省みることなくこの女性をそれこそ力一杯引きずり回して、翌年5月には伴侶として迎えることになりました。

それにしても20年間…。
本当に色々なことがあったとも言えるし、一方で、あっという間だったとも感じます。
私は家庭を持って守りに入った…なんてことはあまりなく、相変わらず好き勝手やって周囲を困らせる存在のままで、家内にも大変迷惑を掛け続けているように思います(自覚はあるらしい)が、それでもこんな私から寸分たりとも目を離さず、今日まで一生懸命着いてきてくれたことには感謝しかありません。なので、今更感はありますが、そんな家内への感謝の気持ちをここに書き記したいと思います。


ネコへ

これまで本当にありがとうございました。
世界一かけがえのない存在であるキミへ、20年の節目に感謝の意を表します。
これからも末長くよろしくね。

クマより


追記

夕食後、コート・ダジュールの「田園ロール」を家族全員で食べ、記念日をお祝いしました。

その時の家族の会話を書き残しておきます。

私「今日は何の日だか知ってる?」
長男(高二)「何の日?」
次男(小六)「パパとママが出会った日だよ。」
私「おお。よく知ってるね。」
長男「結婚した日じゃなくて?」
次男「違うよ、結婚した日は5月11日だよ。」
家内「凄い。私の方が正確に覚えていなかった…。」

この会話を聞き、次男は将来、私と同じように思い悩んだりする日が来るような気がしました(笑)。

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