家内の実家へ

V36試乗

もはや発売以来一ヶ月以上経ち、今更の感が漂いますが、今日試乗してきました。グレードは250GT Type Pで、今乗っているV35が250GTプレミアムなので、全く正統な後継と言ってよく、350GT Type S等と言った上位グレードに比べて、なにがどの程度変わったのかむしろ判断がしやすいなあ、等と思いながらハンドルを握りました。
カーディーラから路上に出る際、まずハンドルを切って思ったことは車全体がしっかりしている、というか、操作系がタイトな印象。V35もそれだけ乗ってる分には全く不足はなかったのですが、これを知ってしまうと「V35は結構曖昧なフィーリングだったんだなぁ」と思いました。
その後、わざとエンジンを煽ってみた(と言っても、さして回せなかった…残念。)り、いろいろやってみたのですが、エンジン、ブレーキ、ボディ、足回り、トランスミッション、内装…すべてにおいて、V35を凌駕してました。エンジンについては音が何とも心地よく、アクセスレスポンスも随分よくなってましたし、ブレーキはV35だと車重を感じるシーンがあるのに対し、V36のそれは何の不安もなく車を減速、停止に導くことが出来、ボディはあれほど剛性が高いと感じていたV35がお話にならないレベルになるほど向上しており、とにかく何の不安も感じさせないほどでした。足回りも同乗者を何ら不快にさせず、かつドライバーには必要十分な情報を伝えてくれ、トランスミッションに至っては完全に別物。比較する気すら起きません。内装については写真で見る限り「あまり個性的ではないなあ」、「メータの青いリングが安っぽい」などと思ってましたが、いざ実車をみるとそれなりに個性を感じるし、青リングは写真で見るほど鮮やかではなく、ほんのりと光る程度でむしろよい雰囲気を醸していました。そして、これらが全て必要十分な状態で融合しており、中速域からの加速において、V35とは全く異なる挙動をし、しかもそれは十分スポーティセダンを名乗るに値するものでした(帰宅時に、V35で同じような運転をしてみたのですが、あまりにもつまらなく、がっかりしてしまいました。)。
当初は試乗だけにしようかと思っていたのですが、結構気に入ってしまったので、見積もりをV35の下取り査定込みでしていただいたところ、下取り金額が思いの外残っていて、今度4月に車検を迎えるにあたり、大変贅沢な悩みを抱える結果に(^^;。
ちなみに、もし買うのであれば350GT Type Sかなぁ。こちらも一度試乗してみたいです。

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