中学時代の同窓会
昨年夏に出席した際には、同級生のみんながあまりにも変わりすぎてしまって(しかも、自分が想像していた以上に「大きな存在として」)いて、流れた年月の重みと共に、自らがこれまで密かに誇りと思っていたことが、あまりにも小さいことに気づかされ、驚愕と共に狼狽すら覚えたのですが、今回はその覚悟が出来ていたので、それほどはうろたえずに済みました。が、これまで過ぎ去った年月と、そしてそれがもはや取り戻せないと言う事実に改めて気づかされました。
もちろん、会の途中でそれを意識することはありませんでしたが、帰りのバスの中でいつもと同じ風景に自分を委ねたとき、その空間そのものはかつて彼ら彼女らと歩んだ街だと言うのに、違和感というか、それ自体がまるで幻想であったのでは、と思うくらいの疎外感を味わったのでした。
「決して街が変わったわけではない、違うのは流れている時間だけ…しかし、それが最大の変化でもある」そんな当たり前なことを、しかし鋭い刃のごとく眼前に突きつけられ、そのことに戸惑いを隠しきれない自分に少々驚いています。
…とまあ、よく分からないことを書きましたが…、
いずれにしても、とても楽しい時間を過ごすことが出来ました。昨年お会いできなかった方とも色々と思い出話が出来、また、先日mixiにてご連絡頂いた方とも話が出来て、大変有意義でした。次に皆さんとお会いするのはそれこそ何年先のことか想像も出来ませんが、かつて皆さんと歩んだこと、そして今日再会できたこと、何れも今の自分にとって糧であり、宝であり、そして誇りです。また会う日まで。