冬期休暇中

先日の日記にて

散在をした件についてですが、自宅にあるWindowsデスクトップ機であるOptiplex GX620の内蔵ハードディスクを標準80GBから1TBに買い換えたというのが真相だったりします。そのついでに、異音を発していたファンの「当たっている部分」を削ったりするなど、ちょっとしたメンテをも同時に行いました。
なお、内部のデータ等の移行は、OS再インストールすら面倒だったのでgpartedを使ってパーティション丸ごとコピーで逃げましたw。それにしてもこのようなものが実質費用負担無しで手に入るようになるとは、随分便利になったものです。
さて、わざわざ1TBにしたのにはそれなりに理由がありまして、だいぶ前に購入したVGF-WA1にて手持ちのサウンドライブラリを再生できるようにしたかったのですが、iMac上にてmediatombを試用してみたものAACのタグを認識できない上、LPCMにトランスコードするときちんと再生できない(これはどうもWA1の仕様によるものらしい)のでNG、かといって、いきなりVGF-HS1を購入するのは期待はずれだったときの損害が大きすぎてますますNG…と言うことで、取り敢えずは手持ちのPCにVAIO Media Serverをインストールし、その上でサウンドデータをコピーした方が良い、と言う結論に達し、しかし、手持ちのPCのHDDは80GBと今となっては容量が小さいため、今般ディスク容量を大幅に増強したのでした。
データ投入後、当初はVAIO Media Serverの「他の機器に公開するフォルダの指定」で、サウンドデータのあるフォルダを指定したのみだったのですが、この方法だと再生そのものは特に問題ないものの、やはりAACタグの読み取りが出来ずNG、と言うわけで結局SonicStage上で各情報を管理する(ちなみに、こちらもAACタグはまともに読み取れませんが、iTunes Musicフォルダを直接読み取らせると、そのフォルダ構成に基づき各種情報を設定してくれます。)ようにする形に落ち着きました。ううむ、なんかメーカの戦略にはめられている気がしないでもないですな(^^;。
で、この方法によりサウンドライブラリがWA1で再生できるようになり、WA1から光ディジタル端子=DP-67のDAC経由で聴いているのですが、やはりこれはCDを都度入れ変える方法に比べて遙かに楽ですな。音質の差はやはり若干気になるものの、利便性が圧倒的すぎて、もはやこのところCDをラックから取り出した記憶がないです(笑)。
ただ、WA1はこのように「他のシステムに組み込んで使う」と、本体UIとリモコンの出来がいまいちなため、操作性については結構色々と課題が残りますね。これならば、iTunes+Airmac Express+iPod TouchのRemoteを使用したほうが、選曲などと言ったオペレーションに於いて明らかに使いやすくなるのでは、と思いました。もっとも、iTunesの方はプロプライエタリな環境になってしまうのに対し、今回の環境はDLNAという汎用の規格を使用しているため、今後の展開如何では汎用性に優れていることや、HS1や最新のVAIO Media Plusクライアント等を使用することで実現できる「12音解析」機能など、個々で見れば結構魅力的な部分も無いわけではないですが。
いずれにしても、この利便性を覚えてしまうと、これまでの音響機器って一体…という感すら有ります。実際、ディスク読み取り時に発生するジッターが、この仕組み(と言っても、今回手元にある機器でそれが実現できるという意味ではなく、あくまでも仕組みと言う点に於いて、ですけれども。実現には高音質を目指したチューニングや、それ相応にノイズ対策などを入念に施した機器が必要になります。)であれば実質ゼロに出来るなど音質的なメリットも有るはず(HDD搭載の音響機器自体はいくつか存在していますが、わし的にはHDDの騒音や、その機器が他の音響機器の電源ラインへのノイズ源にもなりかねないため、出来れば今回の構成のように、コンテンツサーバはあくまでも遠隔にして、レシーバを機器の近くに置くような構成が理想です。)ですので、もっと流行ると有難いのですが。

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