散財

ATH-ES10購入

先日、耳を患ってしまったと書きましたが、その原因は恐らく様々だと思う一方で、そのうちの一つにカナル型ヘッドフォンの連続使用があるのでは?と勝手に妄想し、また、どちらしても治療の間はカナル型ヘッドフォンは使用できませんので、思い切ってAudio-TechnicaのATH-ES10を購入してしまいました。
まだ使い始めたばかりなので、エージングも何もないのですが、見た目の派手さと裏腹に随分とウオームトーンなヘッドフォンだなぁ、というのが第一印象。「強調感が伴うか伴わないかぎりぎりくらい」の量の低域に、幾分おとなしめだが、十分上まで伸びている中高域が特徴的で、解像度も十分ですがほどほどにほぐれているという趣。わしがこれまで使用してきたMDR-Z900と比べて大人しい音調でありながら、質が高く、ホームユースであっても十分能力を発揮します。ソースの音質の善し悪しもしっかりと描写するので、良質なソースをつい選びたくなったりします。
さて、今日の通勤時にiPod Touchとこれを持ち出して電車の中で聴いたのですが…、うーん、電車の中では全然本来の性能を発揮できないみたいですね(^^;。MDR-Z900は密閉式なので明らかにApple In-Ear Headphone with Remote and Micより高音質だと感じたのですが、こちらは外の音がまともに入ってくるので、それを論じるレベルにまで微細な音が聞こえないというか(^^;。ただ、そうは言っても十分高音質には違いなく、これまでのヘッドフォンでは我慢できていたiPod Touchの音質に不満が出てきました。ソースもMP3と無圧縮の差が分かってしまうため、MP3自体を聴く気を失ってしまいかねないほど。
最近のDAPだとKENWOOD MediaKegやSONY WALKMANなどの音質には定評があるようで、特に後者に至っては以前自宅のCDを全て取り込んだAAL(ATRAC3 256kbps)がそのまま流用出来るので、ちょっとばかり魅力的。ううむ、なんだか泥沼の淵に立ってしまった気分…。

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