NP-S2000導入
先日予告していたNP-S2000ですが、先週火曜日に導入しました。
VGF-HS1とiPhoneでも音自体は即出たのですが、少々問題が発生。具体的には「アルバム表示をした場合、曲がアルファベット順に並んでしまう」点。Wiresharkを使って調べたところ、どうやらVGF-HS1はSOAPメッセージとして<upnp:OriginalTrackNumber>を投げないらしく、故に、DLNAのガイドラインに則って、コンテンツタイトルのアルファベット順にソートされる…ということらしいです。単純に音楽を聴く分にそれほど支障はないのですが、アルバムはやはり元のトラック順に再生して欲しいですし、せっかくのギャップレス再生もこれではなんの役にも立たないということで、やむを得ず、BuffaloのLinkStation LS-CH2.0TLを追加で購入。この機種にした理由は、DLNA対応であることはもちろんですが、Mac OS XのTime Machineに対応していたこともその一つに挙げられます。
…しかしこのNAS、巷の評判通り結構くせ者でして、設定を同時に複数行っていたらフリーズしてしまい、一旦電源を切って入れ直したところ設定画面を含むあらゆるネットサービスが全く使えなくなってしまいました。その後、webで少し調べてFirmwareをデバッグモードで強制適用するなど色々やっていたら、ついにE06(Firmwareが破損)エラーを吐いて沈黙。慌てつつもさらに調べてTFTPブートで何とか復活しましたが、一般的にはフリーズして電源切断後にサービス利用不可の時点で既に故障扱いだよなあ。とてもコンシューマ向けとは思えない品質で辟易。ネットオーディオはこういう部分が安定している製品が出てこないと、とても普及は厳しいのかなあ、などと思ってしまいました。
という訳で、NP-S2000自身の音質等についての評価は聞き込んでいないためまだ何とも言えませんが、DP-67とは明らかに音調が違いますね。週末になったら比較試聴してみたいと考えています。