今年四月にSurface Laptop Studioを購入したばかりですが、先週土曜日にMacBook Pro 16インチ(2021年モデル/M1 Pro)を新たに購入しました。

半年前に入手したSurface Laptop Studioを並べてみました
Macはおよそ二年ほど前にMacBook Air(M1)を購入していて、それ自体は素晴らしいパフォーマンスを発揮しており全く不満はなかったのですが、本来のメインマシンであるはずのiMac(2019)が、MBAとの性能差が小さからずあったことやマルチモニターであることの優位性がiPadとのUniversal Controlの実装などにより薄らぎ、マシンの存在自体が中途半端になってしまいまして、むしろ却ってデータがあちらこちらに分散してしまって日々の運用に支障を来たしはじめていたことから、遠からずMacBook Proを調達してこれらを一本化しよう、と昨年末くらいから考えていたのですが、M2 Pro搭載のMacBook Proは昨今の情勢もあって高額になってしまい、実現を躊躇っていました。
そんな最中、土曜日未明にAmazonのプライムデーでMBP 14インチ(M1Pro 10コア/16GB/1TBSSD/SGY)が比較的安価に販売され、翌朝には売れ切れているのを見て、「そういえば近所の家電量販店で16インチを在庫処分していたな」ということを思い出し、M2ProとM1Proにはあまり大きな性能差がないとの評判を確認した上で「この機を逃すとさらに一本化の実現が遠のく」と思い、購入しました。実はAmazonの14インチのものと価格差は僅かだったりしたことも決め手となりました。
購入後、iMacのTimeMachineから新たなMBPへのデータ移行を行ったのち、MBAのデータをNASに退避して集約を終えました。私にとっての最初のMacはPowerBook G4でしたので、ある意味ようやく元の形に戻ったことになります。以前であればマルチモニターの実現という点でデスクトップ型に優位性を感じていましたが、もし万が一マルチモニターでの作業が必要になったらこれまで使用していたモニターをThunderbolt経由で繋げばいいだけですし、16インチもあれば十分に画面は広く私個人としては少なくともプライベートでの用途においてはこれで十分で、集約によるメリットの方が増えた感すらあります。
なお、MBAとiMacはmacOS Sonomaを再セットアップしたのちに、それぞれ長男と次男にあげました。二人とも普段iPhone等を使っていることもあって喜んでくれたみたいなので、売却より良かったかなと思っています。

筐体デザインが似ていると思いましたが、並べてみると結構違う…
使ってみて感じることは、全てにおいてMBA M1より質感が高いです。リッドを閉じた時の「ピタッ」とした感じとか、もうそういうところからMBAと全然違いますし、キーボードもMBAより打ちやすい。スピーカーの音質も、もし私がオーディオマニアでなければ多分これで十分なのでは?と思うほどの音が出ます。中途半端な外付けスピーカーはむしろお呼びでないかも知れない…。スペックは所謂「竹」ですが、さすがハイエンド機種だなあ、と感じました。いい買い物でした。