先月、Thunderbolt 4 Element Hubを調達して再構築したデスクトップ環境ですが、先日更にモニターアームを調達しまして、更に整理をしました。で、結果的にできた環境がこんな感じ。

実はここに至るまでに少々紆余曲折がありまして…。
もともとはPC-9821Anを活かしつつ、モニター2台をできるだけ近接させようと思って入手したモニターアームだったのですが、その設置時に機器を移動したせいでしょうか、学生時に購入して以来四半世紀以上に渡り問題なく動いていたMIDI音源Roland SC-88Proが故障してしまいまして…、で、MIDIデータが聴けないのであればPC-9821Anもサウンドボードが壊れてしまっているし仕舞ってよいか、と思い、EDIROL UM-880共々全て片付けてしまいました。
その直後は「まあ別に今更MIDIデータなんて聴けなくても…。」と思っていたのですが、なんというか、聴けないと思うとむしろ聴きたくというアレな状態になりまして(笑)、SOUND Canvas for iOS+rtpMIDIなどいろいろ試したのですが、結果的にはSOUND Canvas VAをVSTHOSTで動かしloop MIDIを導入することでリアル音源同様に扱えるようにし、更にNeko Project 21/WであればS-MPUのエミュレートもできるとのことだったので、そちらの動作環境も新たに構築して、むしろ実機よりも実用性が上がりつつシンプルな構成とすることができました。
なお、YAMAHA MU100はまだ動くので、クローゼットにしまってあったEDIROL UM-2EXで接続しておきました。
それにしても、ソフトウェアでここまでできるとはSC-88Proを購入した頃は想像だにすらできなかったわけで…、なんだかんだ言っても当時から見れば未来に生きているんだなあ、と実感することに。懐かしのサウンドを楽しみながら、そんなことをふと思ってしまったのでした。