昨夜、twitterでこんなことを呟きました。
学生時代くらいから「私の自動車選びは日産かそれ以外か、しかない」と吹聴して憚らないほどの日産党であったことは私の周囲にはよく知られていましたし、特にトヨタに対しては「Fun to Driveと言いながら、実際にはドライブフィーリングより効率重視のメーカであり、欺瞞だ。」と敵対視していました。
また、音響機器もモニター調のサウンド、具体的には当時今以上に持て囃されていたB&Wなどに対してはかなり否定的な評価をしていました。
にも関わらず、ここ数年でそれらを全部ひっくり返してしまった感があります。
理由としては、私の趣味嗜好そのものが加齢により変わって来たりとか、様々なものに触れる機会を得ることで実際にはただの勘違いだったことを知った(所謂食わず嫌い)りとか、実際にメーカの方が変わってきてしまったりとか、そういったものもあるのでしょうが、それ以上に焦点を当てる位置が少しずつ手段から目的に変わって来たように感じます。特に音響趣味については、「どこのメーカが」という手段よりも、「好きな音楽をできるだけ高音質で楽しみたい」という目的の方を強く意識するようになりました。
あとは、なんだかんだ言って誰も得をし得ない、意味のない拘りを持つことに価値を感じなくなった、というのもあるかも知れません。日産党にしても音響機器のそれにしても、結局のところ自己満足でしかないわけですので。
これからも目的には拘りを残しつつも、様々なことに新しい発見ができると良いな、と思っています。
さて、今朝の音楽は小田和正の「good times & bad times」。初めて聴いたのは高校時代ですかね。音楽の趣味に関しては、時を経た今でもやはり「メロディが美しい」と思えるものが好きなのには変わりありません。