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ピヨ夫の日

 18年前の今日、まだ私は小学校4年生だったが、当時完成したばかりの竹園公園から大清水公園にかけての遊歩道を中心に「まつりつくば」が開催されていた。昼間は梅雨入りした割には天気もよく、当時のつくばとしては非常ににぎやかであったが、夕方になると重い雲があたりを立ちこめ、終いにはぽつり、ぽつり…と雨が落ちてきた。私は家に帰ろうとして自転車置き場に向かう途中で、彼と出会った。それは、露天のおじさんが売っていたニワトリのヒヨコだった。箱にぎゅうぎゅう詰めにされて何となく狭苦しそうだった上に、先ほどから降り始めた雫の下で鳴く声が当時の私には何となく悲哀に聞こえた。既に正価の半額となってたこともあり、ヒヨコに同情(?)して言った「1羽ください」。そして、その側面に丸く穴の開いた紙袋に入ったヒヨコを抱え、家路についた。
 …とまあ、ここまではまあどうでもいいんだが…。当時の私が住んでいたのは公務員宿舎、つまりは団地だった(w。しかも4階である。親はその様を見てあきれ果てた。「そんなの買ってきてどうするつもりなの!」…そりゃそうだ。幾ら今は小さいとはいえ、彼はニワトリである。大きくなればかごで飼うわけにもいかないし、そもそも朝には派手に鳴くであろう。(しかも…次の日は父の誕生日だったり…「俺の誕生日の前日に…とんでもない子だ」と思ったに違いない(w。)しかしもう後には引けなかった。親もその辺は分かっていたらしく、それ以上は特に何も言わず、割と協力的だった。初日はとりあえず段ボールに入れ、そこにお湯を入れた瓶をタオルでくるんで作った湯たんぽを入れて、彼を寝かせた。私は彼に「ピヨ夫」という名前を付けた。その後、ピヨ夫はめざましい成長を遂げ(笑)、1週間で段ボールでは手狭となってしまった。仕方なく、それ以降はベランダで飼うことにした。正直言って4階だったので「落ちたらヤバいんじゃないのかなぁ」と思ったが、結局ピヨ夫は落ちることは一度もなく、ベランダを我が物顔で歩いていた。
 ピヨ夫と一緒にいることで色々分かったことがある。よく「ニワトリは3歩歩くと忘れる」などと言うが、それはどうやら嘘らしいと言うこと。と言うのも、ベランダの窓を開けると必ずと言っていいほど、その方に駆け寄ってきたし、外に散歩に出しても主人のそばを離れない。その行動は結構愛らしく、周囲の友達もピヨ夫を結構気に入っていたようであった。
 そのまま夏休みになり、家族旅行で山梨に行ったときなどはピヨ夫を洗濯籠に半ば押し込め(^^;、車で連れて行ったりもした。が、夏休みの終わりの頃になると、さすがに親もこのままにしておく訳にいかない、と思ったらしく、「学校で預かってもらいなさい」と言い、小学校のニワトリ小屋に連れて行くことになった。学校に着いて飼育小屋に入れようとするが、ピヨ夫はなかなか入ろうとしない。仕方なく、私が奥に入り待つことにした。…よし、入った!と思っても、こちらが出ようとすると進んで先に出ようとする。さすがに暑い最中にこんなことを繰り返しているわけにも行かず、終いには強引に押し込んでしまった。帰り際、寂しいそうに鳴くピヨ夫の声は暫く頭に焼き付いた。まあ、もっとも小学校に行けばいつでも会えるのだが…。
 この後新学期が始まり、ピヨ夫を中心とし、上級生の女子を巻き込んで色々思い出深い出来事が起きるんだけど、敢えてその話はここではしない:-)。ただ、当時の私はニワトリにすっかりご執心状態となり、当時周りには「ニワトリキ○ガ○」と言われるほどだった。…って、なんか中学校のラピュタにハマった際にも同じこと言われてた気がするんだけど…(^^;、どうやら何かに「ハマる」とそれだけになってしまうと言う悪い癖はこの頃から始まった気がする。そしてそれは今も変わらない(コラ。
 ちなみにピヨ夫はその2年後、残念なことに実験対象として近隣の研究所に連れて行かれることとなったそうなのだが、実はこの辺は私も詳しく知らない。と言うのも、私は直前に転校してしまってその小学校を去ってしまったから。…がその場に居合わせなくて幸せだったかも知れない。そのおかげで18年経った今でも楽しい思い出であり続けるのだから。


 …と、こんな格好いい話で終わらせちゃまずいやな。実はピヨ夫を買ったその1年後、更に3羽もヒヨコを買ってしまい(w、さすがに親に見放されて大変な目に遭ってしまった。ちなみにこの3羽についてはあまりはっきり覚えてないのはお約束である。(周りが私を「ニワトリ(略)」と呼ぶようになったのは、実はこの頃だったかも知れない…。まあ確かにそういわれても仕方ないと思うぞ、今となっては)

悶々と

 今夏の一時金の使い道に悶々としている今日この頃。先日「車に使うかなぁ」とか書いてみたものの、実はまだ迷い中。つーのも、車いじっちゃうと多かれ少なかれバランスが崩れてしまうことを少々危惧してるのと、「そんなことすると近所迷惑極まりない。迷惑を顧みないのは自分勝手なヤツのすることだ」と指摘を受けた(いや、これはわしも反論できない。実際、静かにしたいときには改造マフラーの低いエクゾーストノートは耳障り以外の何者でもない)から。…とはいえ、この間アクセル踏み込んだら確かにマフラーのせいでかなり損をしているのは明白だったし…うーむ。
 と言うわけで、現時点での使い道有力候補を以下に。ちなみに、予算は全て20〜25万程度です。

候補その1 自動車パワーアップ計画

候補その2 ホームシアター計画

候補その3 ノートパソコン購入計画

  • 委細未定(w

候補その4 高画質テレビ購入計画

候補その5 オーディオ機器買い増しorアップグレード

  • これはたぶんやらん(w

候補その6 アニメオタク化計画(w

  • うる星やつら TVシリーズ DVD-BOX1&2を購入:-)

 …と言った感じで「物欲は続くよどこまでも」と言った感がありますが、はてさて。まあ、かなり現実的なのは候補2なんですけど、これも十分近所迷惑(サブウーファの周波数帯域の下が18Hzだからねぇ(^^;)な上、部屋の配置を相当にいじらなければならない点がちと(^^;。もっともかつてからの夢でもあるからこの辺で実現したいな、と言う気持ちも強いんですけどね。
#しかし、「使わずに貯める」って言う選択肢はないのか。>俺

?年前の今日

 昨日から「あれ…6/9とか6/10ってなんか引っかかるんだよなぁ…確か過去に何かあったんだけど何だったっけ?」みたいなことを思いつつ、暇なのでほけらーっと考えていたのだけど、思い出して「…あうー」みたいな(^^;。要は8年前の今日、かつて見た夢の人と会った最後の日らしい。はあ、こんなことは良く覚えてるんだなぁ。役にたたねえ記憶力だ(^^;。ただ、別れ際のこの人の台詞は未だに鮮明に覚えてるんだけど、「今度会うときにはあの頃のように戻って」…これはどういう意味だったんだろうなぁ。まあ謎のままの方が楽しいので良いけど(w。ちなみに、その8年前の前日(6/9)は、わしの父親が今のスピーカを購入した日だったりもする。
 更にさかのぼって12年前の今日は、高校での文化祭初日。この頃のわしは…あうー、ここに書きたくないような記憶が山ほど(^^;。とにかくドタバタ駆け回って楽しかったことだけは間違いないんですが(^^;。
 まあ、いずれにしてもこの時期はどうも情緒不安定になってる場合が多いみたいっすね>わし。むちゃくちゃ周りに影響されたり、異様に落ち込んだり。昨日の日記なんかまさにそれっぽいや(^^;。気を付けなきゃな。
※ちなみに3年前のわしはこの時期に『White Album』やってはちゃめちゃに落ち込んだ記憶もあり(^^;。あの頃は街で由綺ポップ見るだけで鬱になってたもんなぁ。

実家にて

 いい加減伸びきって暑苦しい髪を切りに行く。パサパサ。ふーすっきりすっきり。…んで、その帰り道、付近の高校で文化祭をやっていることに気づく。そうか、そういわれてみればそんな時期だったっけ。しかし、なんつーかみんな若々しく見えて眩しい限り。わしなんて彼ら彼女らからみりゃいいおっさんですよ、はあ。
 その後、あまりに良い天気だったので、妹の自転車を借りて適当にぶらぶらと。先日、IRCにて実家付近の小学校の話題が出たので、久しぶりに母校T小学校の付近なんぞを走ってみる(正確にはわしが卒業したのはN小学校なので母校というのは正しくないのだが…まあ6年間のうち5年間はT小学校にいたから、どうしてもこっちを母校と呼びたくなるのですよ)。んー、時間というのは残酷というか、かつての記憶を無意味な物にしてしまうっていうか…。相変わらずかまぼこ型屋根の校舎は健在だったし、学校の入り口の日時計も当時のままだったんだけど…なんつーか、記憶とパースがえらく違うんだよね(^^;。もちろん校舎や日時計が縮んだりするわけもないので、わしが大きくなった訳なんだけど、「何故?」と自問自答したくなるほど当時のことを鮮烈に覚えてる。やたらいじめられまくったり、ニワトリの世話に日々明け暮れたり…。でも、もはやそれらは記憶であって現実じゃない。かつて毎日のように通い続けたニワトリ小屋ももはやかつての場所には無かった。
 …って、いや、そんなのは当たり前のことなんだけど、なにが悔しいって、自分が身体以外、あのころからさして成長している気がしないんだよね。そりゃ社会に出たからもちろんあのころより知識や駆け引きにも長けるようになったし、いろんな経験もした。周りだってあのころのいじめられっこのわしだと思って接してるわけじゃない。…だけど根本はあまり変わってない気がする。それは…本質的な部分で。
 人生の一つのターニングポイントは結婚にある、とよく言われるれどそれは本当かも知れないな、とか思ってしまった。いや、もちろんわしは結婚した訳じゃなければそもそもその候補すら未だ見えないので実際のところはどうか知ったもんじゃない。けど、こうやって過去を振り返るしか出来ない自分のままじゃ、まだあの頃から卒業出来ていないんだな、と思えてならなかった。…鬱陶しい季節だから、じゃきっとないと思う。街の眩しさに自分が置いて行かれたという妄想に駆られただけでも…多分無い。何かを変えようともがき続けてる自分がここにいる…もがく方法すら知らないのに…。

平和だったのはつかの間だった(笑)

 職場にて、別件にてある小学校の情報やらを調べていた(決してやましいことで、じゃなく)のですが、その傍らでEVERYDAY PEOPLEを開いたら…
 

…ぐふぁああああっ! なんなんですかこれは!!!!

 …どうやら何人かの児童が亡くなってしまった模様…。イカン…本気で鬱だ…。つーか、亡くなった子供の親御さんの気持ちを思うとホント、いたたまれなくなります…。
 しかし、昨日今日と小学校関係がなんかアレでナニです。(鳩山氏風に(w)

平和だったのはつかの間だった(笑)

 昨日の日記を書いた約2時間後、なんかあることが発覚して何となく鬱まってしまいました(^^;。んー、そうやねぇ…こう、部屋をピアノソロで満たしながら思ったことと言えば…。「雨音を静かに聴きながら静かに寄り添い合える婦女子が居ればなぁ」などとよく分からないことをぼけらーっと考えてみたり(w。いや、しかし雨の時期にピアノ曲を聴くと何となく不思議な気持ちに襲われるなぁ、とかしみじみと思いました。
#たまにはピアノ弾くべきだよなぁ…>わし

親しき仲にも礼儀あり?

 先日、某所にてある一言を言ったA氏(仮名)が、B氏(やはり仮名)に咎められていた。わしは一部始終を見ていたわけではない(つーか、居たたまれなくなってその場を去ったんだけど(^^;)し、まあどちらが良いとか悪いとか、そんな話をする気は無いんだけど、要はエンドユーザとメーカー(デベロッパー?)の主観の相違、という物らしい。うーむ、難しいよねぇ。
 わしも昨年の今頃であったか、職場にて某課の課長に呼び止められ、「社内メールってのも、善し悪しだな」と言われた。趣旨が分からずわしは「は?」とか応えたところ、その課長曰く「会社の方針なんだから仕方ないというものだろうが…要は、部長だろうが担当だろうが全く対等にメールを送信できる。メールというのは連絡であり、それ自体が重要な意味を持つわけだから、本来であれば担当から直接投げれるのは良くない。連絡というのは当然上位者がチェックすべきだし、それが出来ないようならば組織としての意味をなさなくなってしまう。世の流れとはいえあんな物が普及するようでは会社なんてみんな潰れるぞ」だそうで。…いや、まあ言ってることは一部正しいと思ったけど、それ、メールシステムを導入した人間に言う台詞か?、と思い「だったら、それを上位者を含めて社内的に問題提起すべきじゃないですか?私に言われたってどうにも出来ないです!」と熱くなってしまった。…それ以来、この課長とは仲が悪くてなにかするたびに居ちゃモン付けられて文句言われまくってるんだが、まあ、わし的にはこの課長どうでもいいんで、まあいつも「はいはい」的に答えてます。ふん、貴様の裁量でクビに出来るならしてみやがれ、ってね。:-)
 ま、それ以外にもやっぱり似たようなことでわしも時々熱くなったりしてるんですが、本来、こういうのってどうすべきなんですかねぇ。これがもし相手が自分にとって直接お客様で、わしがセールスする立場なら平謝りか、そうでないなら一応頭を下げつつも説明をするべき何でしょうけど、相手が知り合いや友人だったら、どうするのが正しいのか。いわゆる親友であれば素直に自分の考えを述べ、議論するのが本筋だし、その程度で仲が壊れてしまうのならそれは親友では無い、とも言ってしまえるのかも知れません。が、親友ではないが、しかし友達…ならばどうすべきか…悩んでしまいます。自分の感情のまま振る舞えばいいのか、それとも感情を抑えて黙りを決め込むのか…。うーむ。
 …まあ、こんなことで悩んでるくらいだから、今日のわしも平和だったと言うことで(^^;。雷鳴が轟いたり大雨が降ったりしてたけどまあそれも梅雨の風情でよい。…ただ雹は降らないで欲しいと願い続ける21世紀最初の梅雨のわしでした。

良いっしょ、こりゃ。さくら、ムラ〜(桜村音頭より(w)

 オフ会後、久々に腐れノートパソコンを起動したところ、なんか気になるアイコンがデスクトップ上に増えていたのでダブルクリックしてみると、一瞬「近藤」とタスクバーに表示された後、某新撰組パロディゲームな「何か。」が起動しました(^^;。うーむ、これはきっとオフ会の際に某氏がインストールしていったに違いない、とか思いつつ、キャラをデフォ(?)に戻してみる。んで自分好みに着せ替えして…うむうむ、良い感じだ:-D~~。
 …しかし、かつてFoBで言うところの主人公を「お兄ちゃん」と呼ぶキャラの名前が付いたソフト会社にいちゃもん付けられて以来、開発は完全にストップしてしまったのかな、とか思ってたのに、実際は仕様を変えて生きてたのね(^^;。本家より出来良し、今後も生き延びて欲しいものです、うむ。
 ※これにはワラタ。

オフ会感想とか…

 話が前後してしまうのですが、その前夜、たじ氏の持ち込んだThinkPad X21+ウルトラベイで画像鑑賞会を行ったんですが…ううむ、X21結構良さそうじゃないですか(^^;。ウルトラベイ装備すればとりあえずデスクトップ的にも使えるし…。ううむ、車も良いがこちらも良いぞ…と物欲に駆られまくり。
 しかし、本当に全くオフの内容とは関係ないことばかりが印象に残ったり。まあ、色々ありましたが、参加された皆さん、本当にお疲れさまでした。m(__)m

オフ会感想とか…

 まず、TakeBeau氏の青レガ。わし、実は事前に氏のWEBページを見て、そのマニアっぷりっつーか、まあ、凄まじさを見るにつけ「こりゃきっとコテコテチューンでとんでもない車になってるんだろうな」と思ってたんですが、実際に乗せてもらった感じとしては想像以上に普通の車でした。いや、アレを普通というと氏に怒られるかも知れないんですけど、思ったよりも乗りやすそう。少なくともわしの後輩のスターレットなんかはかなりヤバい車になってましたが、それに比べたら全然普通。ただ、その一方で飛ばすと速いんだろうな、と言うのも容易に想像がつきましたが。とにかくストリートで普通に走れるのはある意味そのマニアっぷりをフルに発揮していた、とも言えるかも知れません。
 たださ、…しまったよ。その直後に自分の車を運転して思ったこと。「つまんねー(–;」…もうすぐ車検だし、しかもボーナスも入ると来れば…やることは一つだな…(汗)。と言うわけで、今日はずーっとショックアブソーバーやストラットバーのページなんぞ見てます(^^;。さあ、どうなってしまうのやら。