またもや
3日、風邪をひいてダウン。今の職場に移ってから初めての早退という醜態をさらす羽目になってしまいました。熱は大したことなかったのですが、腹を下した上、寒気と倦怠感、そして手足のしびれが酷く、帰りの電車の待ち時間が異様に長く感じられるほどでした。
帰宅後、近所の内科へ11年ぶり(!)に行き、薬を処方してもらい飲んだところ、一夜でほとんど回復。やはり市販の薬よりよく効きますなあ、などと感心したりしました(^^;。
3日、風邪をひいてダウン。今の職場に移ってから初めての早退という醜態をさらす羽目になってしまいました。熱は大したことなかったのですが、腹を下した上、寒気と倦怠感、そして手足のしびれが酷く、帰りの電車の待ち時間が異様に長く感じられるほどでした。
帰宅後、近所の内科へ11年ぶり(!)に行き、薬を処方してもらい飲んだところ、一夜でほとんど回復。やはり市販の薬よりよく効きますなあ、などと感心したりしました(^^;。
1日に報じられてから日が経ってしまいましたが、驚きとともに、残念としか言いようがありません。
わしは昭和50年代の邦楽をよく聴いたり、カラオケで歌ったりするのですが「お、これは歌いやすくいい歌詞だ」と思った歌には必ずと言っていいほど氏の名前がクレジットされていたことや、父から生まれて初めて聴いた作詞家の名前も氏であったことを思い出します(小学3年生くらいの頃だったと記憶します)。
ご冥福をお祈りいたします。
今は某メーカ傘下の情報システム会社でシステム開発やら運用やらをやっているわしですが、今日、上司より「(グループ会社内の)商社にて、企画・設計をやる仕事に携わって欲しい」とのお話がありました。これって異動かな?と思いましたが、籍は今の会社のままだし、出向、と言うわけでもないらしい(とはいえ、仕事の内容はほぼ100%そちらの仕事になるそうです。)ので、なんだか不思議な社員として存在する状態になる模様です。
でも、これって一応名誉なことだよね。グループ会社内でも現状のシステム会社よりはるか上位に位置する会社(今の会社のクライアントとなるわけで、現状の上司と言えど、そこからの立場では「下請け」ということになります。)でもあるし…。それに、そこで実績を上げられれば更なる可能性も期待できるわけで、全てはわしの頑張りように掛かってくるわけです。
一方、転籍前の会社に入社以来、あっちゃこっちゃ行ったりきたりで落ち着かない印象も無きにしも非ず。上述の期待の半面、不安なことも山積みです。まあ、年齢的にもここで踏ん張るか踏ん張らないかで、後の人生が決まってしまうように思いますので、必要以上に背伸びをせず、しかし、伸ばせるところは伸ばせるべく…というスタンスで頑張りますかね。
今日は家内の実家が送り盆であるとのことで、家族3人で訪問してきました。
まだ、風邪が治りきってなかったり、昨日の件があったりでいまいち頭が冴えていませんでしたが、それでも、往路に運転中見た空はとても眩しく、一日一日が美しく、厳しくもある自然とともに過ぎていくことを実感したりしました。
もっとも、家内の実家で「新潟 震度6強」のニュースを見て、そんなほんわかした気分は一瞬で吹き飛びましたが。
昨日の日記に書いたIさんのお別れ会に参列(出席?)してきました。一晩経っても未だ現状が認知できないほど動揺したまま会場に入り、目の前にある遺影や思い出の品の数々は明らかに自分の知るIさんのそれであっても、なお現実味に乏しい、と感じていました。しかし、会終了直前にお父上(Iさんのお父上は私にとっても剣道教室での恩師でもあります。小学生時代のI先生はとても厳しく、大きく見えたのですが…この日のIさんのお父上は非常に淋しげで、小さい姿に映りました。それがまたとても物悲しくて…。)からのご挨拶の中で、逝去される際の状況を聴き、急にそれが現実に迫ってきたとき、思わず片手にハンカチを握り、それを目頭に当てていました。
「ああ、本当にあの時の仲間が逝ってしまったんだ…。」と、その時初めて理解できたのでしょう。
Iさんとわしの関係は、客観的に見て実は大したことはなく、剣道教室での先輩と後輩に過ぎなかったのですが、それでも、不甲斐ない部長であったわしに見かねたのか、色々と提案したり助言してきたIさんの視線は常に真っ直ぐで、そのひたむきさはとても印象的だったし、1年半前にF先生よりIさんの現状を聴いたとき、それは当時一緒にがんばった仲間としてとても誇らしく、また、そのバイタリティあふれる姿に敬意を抱いていました。そして、将来自分の息子がこの剣道教室にお世話になった暁には、何らかの形で再会できるのでは、と期待していた部分もあります。
それなのに…。
正直なところ、日々の生活をなげうってしまいたくなるほど、意気消沈しています。自分の中の一つの導が消えてしまったとすら感じています。Iさんの好きな言葉に「過去は振り返らない」というものがあったそうですが、わしはそこまで強くなれそうにないな、と故人には申し訳なく思いながらも、この気持ちを抑えることが出来ず、ここに残すことにしました。何れ、今日の出来事が正視できるようになるくらい、強くなれるその日を信じて。
のと、風邪をひいてしまったこともあって、このせっかくの3連休の初日は出ずっぱり。
でまあ、普段の週末同様、家族と過ごしていたところに高校時代の同級生で、その昔剣道教室で一緒に稽古をした仲であったO氏より「おひさしぶり」メールを戴きました。そして、私の近況とともに、一昨年12月にあった剣道教室の集まりの件について書き添えたところ、驚愕の返信が。
「そのIさんが亡くなった。明日、お別れ会をされるとのことだ。」
あまりの突然の訃報に一瞬言葉を失うほどでした。
最近はお逢いすることもありませんでした(8年前、たまたま自宅近くのコンビニエンスで声を掛けられたのが最後)が、あれだけ誰にも人当たりが良く、快活、明朗で、しかも立派な方だっただけに、もはやなんとコメントして良いのか見当すらつきません。ただただご冥福をお祈りするばかりです。合掌。
と言うわけで、さすがにメインと比較しては分が悪すぎるので、今度は父が「つくば滞在時用に」と残してあるシステムと比較してみることにしました。
機種構成は「Technics DVD-A10」、「Pioneer VSA-AX3(MCACCは切り、DIRECTで使用)」、「DIATONE DS-77HR」で、これだけ見るとなんだか寄せ集めっぽい感じですが、事実寄せ集めだったりします(^^;。客観的に見ると、アンプが弱いですかね。また、セッティングについては、自作反響板やレゾナンスチップを家具にまで貼付してあったり、電源にはCSEのアイソレーションレギュレータを使用しているなど、わしのメインシステムより遙かにきちんとセットされています。
対するEsuleは、幾らかセッティングを見直したとはいえ、所詮タンスの上に一式が置いてあるような状態であり、とても好ましいとは言えません。と言うわけで、試聴するまでは「父の滞在用システムの勝利かな」と思っていたのですが…。
とまあ、ここまで書けば察せられると思いますが、音一つ一つの質感、重厚感ではEsuleが「圧勝」しました。これはわしも驚きを隠せませんでした。一方、雰囲気や音域のバランスなどでは父のシステムに一日の長があり、これは優れたセッティングが功を成している、と言って間違いないでしょう。今回、アンプのせいで欠点が強調されたのだとは思いますが、DS-77HRはあまり低域が出ず、また高域も中域より少し上くらいの帯域が若干強調気味で、その上はそれほど伸びていないことなどもわかりました。なるほど、このバランスであれば「落ち着いたしっとりした音でありながら、女性ボーカルを美しく聴かせること」が出来るわけですね。それにしても31cmのウーファが12cmのウーファに量感で負けると言うのは一体…。
と言うわけで、クラスを考えればEsuleの性能は驚異的です。わしとて、さすがにタンスの上で使うのは罰当たりな気すらしてきました(^^;。とはいえ、他に置き場所は無いので、どうしようか思案しているところですけれども…。
修理に出してからちょうど1週間で戻ってきました。照明類全部(切れていない物を含む)と、一部抵抗が交換されたようです。このように、現時点では故障していない部分についても予防措置を施してくれるのはうれしいですね。
さて、久々に音を出してみましたが、正直Esuleばかり聴いていたわしにとって、格の違いをまざまざと見せつけられました。そして、いわゆるスケール感というのは、「如何に部屋の空気を、均等かつ自然に振幅させるか」ということなのかなあ、などと思ってしまいました。うちのEsuleでは「コンポから音が聞こえる」というレベルなのに対し、メインではしっかりと「音による場が出来ている」と言いたくなるほど、世界観が違うのです(あ、ちなみに逆相にはなっていませんので念のため…(^^;)。やっぱり値段なりの差があるんだな、とうれしくなったと同時に、気苦労もあるようなないような…。
更新してませんなあ、ここ。「今月に入って既に?過ぎようとしていますが」などと言う枕詞を毎月使うのも、もはやマンネリ然としてきた感があります(^^;。
まあ、忙しいってのもあるんですけれど、何よりもネタが無い……ん?いや、書きたいことはあるんだけれど、自宅に帰ってきてまでPCに向かう気力がないって言うか。もう歳だねハゥ。
と言うわけで、今日は少し貯まっていたネタを書きます。
とりあえず、次のようなことをしました。
これらの結果、「低音が無い」などという状態はほぼ解消されました。しかし、スピーカを後方に追いやったり、センター振りをやめたせいか、今度は立体感が無くなった気がしないでもないです。あと、高音域に若干癖というか、気になる音が混ざることがありますが、これは単純にエージング不足かもしれません。まあ、いずれにせよ、ベッドサイドのオーディオとしてはこの位が頃合なのかも知れません。これ以上手を加え始めると、「寝室のオーディオ」から「オーディオルームに寝具」にもなりかねません(苦笑)。
さて、この状態での音質ですが、正直この価格を考えれば、十分すぎるものではないでしょうか。驚いたのは、『超絶のパーカッション』で、かつてアンプを買い換える前のメインシステムではとても聞き続ける気になれなかった「モビリストとフィクシスト」が、このシステムではわりときちんと聴けたことです。また、『日本の美音』も、スケールはどうしても小ぶりですが、それほど不足を感じません。
と言うわけで、クオリティと言う点ではかなりの実力を持っているこのシステムですが、一方で良くも悪くもソフトの質により鳴り方が大きく変わります。優れた音質のソフトであれば、透明感に富み、非常にフレッシュな音を楽しむことが出来る一方で、あまり音質に優れないものであると、思わず「なんだこれは」と呟いてしまうほど苦痛な音になります。あと、ジャンルにも少々拠るようで、アコースティック系のものは殆ど問題なく聴けますが、それ以外は結構辛い感じです。この辺が「良い物は良く、悪い物もそれなりに鳴らす傾向」にある高額機種とは趣が異なるように思います。
以上、色々書きましたが、このシステムは物自体はコンパクトかつスマートに収まり、値段も性能を考えるとリーズナブルで、また、性能を無視したとしても「ちょっと贅沢をしたい」と思えばそれなりの価格だと思うのですが、一方で、音質や使いこなしなどは、一般的なそれよりも「玄人向け」のように思えます。下位機種R-K801や同700などの特徴の一つである「AUTO ROOM EQ」機能は本機には無く、その分、音質調整は原始的な手法による地道な調整が必要になりますし、バスレフダクトが後方にあるため、背面の状況にバランスが左右されやすい、また、ソースを選ぶ傾向もある…などと言った点で、今までオーディオには全く興味が無く「高いのを買えば取り敢えず良いのだろう」というつもりで購入した場合には、あまり満足の行く結果にならないかもしれません。一方で、それなりにオーディオの経験があれば、音自体の好み云々はあるにせよ、クオリティについては値段相応かそれ以上に満足が行くものではないか、と思います。
最近、音響メーカがこぞって「リタイヤの世代」を狙い、こういった比較的クオリティの高いコンポを発売していますが、一方で玄人向けというか、比較的難易度の高いシステムである以上は、メーカ自らがこれらの製品の使いこなしやライフスタイルを提案し、より趣味性の高いものに仕立てていかねば、この先続かないのではないでしょうか。本システム購入時にお話をさせていただいたメーカの営業さんからは、大変な情熱と誇りを感じ、それに魅かれてこの製品を今回購入したわけですが、もしわしが仮に、これが始めての高額オーディオだったとしたら、ろくに使いこなすことも出来ず「値段の割には下位機種との差が良く分からない」「営業に言いくるめられた」としておそらく次は無かったと思います。そういった意味でも、新規ユーザへの啓蒙は、メーカの戦略としてもとても大切なことだと私は思います。従来の試聴会やショールームとは異なる、自社製品向けの使いこなしの会みたいなものをそれぞれのテーマ毎に(可能な限り無償で)実施するとか、そういった何かで今のオーディオ界の停滞感を払拭できない物でしょうか。