久しぶりの秋葉原
先の日記にあるように、仕事帰りに秋葉原によって千石電商に行って来た訳ですが、わし、秋葉原に行ったのは「ヨドバシに寄る」以外であれば今回がとても久しぶりのことで、特に旧ザ・コン前あたりを歩いたのは本当に何年ぶりか分からないほど間が空いていたことに気付きました。
で、今日歩いてみて思ったのは「…本当に『萌え系』というか、メイドの街になっちゃったんだな」ということでした。この暑い中、あんなにメイド服の女性がビラ配りをやっているとは思いませんでした。正直、電気街の印象が強いわしの世代から見ると複雑な気分です。
それから、今度取り壊すことになったラジ館にも立ち寄ってみました。ここはわしにとっては色々思い出深い場所で、かつては最上階のNEC Bit-INNを始め、First Point、エフ商会、第一家電、清心商会、テレオン1号店など、必ず秋葉原へ行くと立ち寄るビルだっただけに、取り壊し前で廃墟同然の現状をみると、とても寂しい気持ちになりました。そうでなくても、旧秋葉原デパートをはじめとして、従来の秋葉原の姿が急速に消えて行く中で、ついにここもか、と思うと何だか切ないです。でも、今回の件は事情が事情だけにやむを得ないところではありますが。むしろ、東日本大震災で被害が出なくてよかった、というべきかも。
それにしても、こういうことを言うようになった、ということはわし自身もそれだけ歳を取った、ということだよなあ。ふう。