2人目の面接
職場にて、2人目の一次面接がありました。
で、その内容についてはここに書くわけにはいきませんが、とりあえず、最終面接へ進める方を決定して、その旨を課長と共に常務取締役(兼直属の部長とも言うけれど)に伝えたのですが、その際、こんなことを言われました。
「あの後、気が変わったりはしないのかな?」
まあ、どの職場でも多少なりの引き留めはあるのでしょうが、確か、先日の面談の際に常務は「一応自分の哲学としては、去る者は追わず」と言っていたはず…と思い、表情を見ると、明らかに残念そうな表情をしていました。わし、この会社に入ってから4年半ほどですが、ここまで残念そうな表情を見たのは、今日が初めてでした。
この常務とは、日々、互いの意見の相違でよくぶつかったり、また、時には陰口を叩いたりしたものの、実は嫌いと言うほどでもなくて、「きちんとした意見をしっかりぶつければ、それなりの手応えを得られる相手」と思っていました。そして、なんだかんだ言っても、どこかしら尊敬していた部分もあったのかな…と、今更ながら思ったりもしました。その相手が、残念そうに「気は変わらないのかな」という言う姿に、つい「申し訳ありません」と言葉が出てしまいました。
もちろん、今更、後戻りする気はありません。しかし、「ああ、今回、自分がやったことってこんなことだったのかな…」と、改めて気づかされた次第です。