2010年総括
今年は本当に色々あった年でした。以下、カテゴリごとに総括。
- 本社転籍
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1月1日付けにて。…と言っても、実際に本社に勤務するようになったのは9月以降ですが。
という訳で、転籍後はあまり特にこれといった自覚は無いままに日々が過ぎて行きました。唯一、関わっていたプロジェクトについて、「自分去りし後」を考える必要があったことだけがこれまでと違っていましたけれども。
- 長男の幼稚園入園
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幼稚園通いになったことで、親として楽になった部分とその逆の部分がそれぞれあったなあ、と。ただ、時々行われる園の行事は個人的には結構楽しんでます。うちの子はもちろんですが、その他の子たちもいずれどういう大人になるのか、興味深いです。
- 第2子誕生
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仕事がことのほか思い通り行かず、極めてつらい時期に第2子が生まれました。今だからこそ言えますが、長男の時に比べると家内はずいぶん大変な思いをしたようです。陣痛が来てもしばらくするとそれが止んでしまったり。にも拘らず、結局出産の際に付き添えなかったことがとても心残りだったりします。
とはいえ、無事生まれてきてくれてなによりでした。そんな次男もはや9ヶ月目になって元気にこの年の瀬を迎えました。月日の経つのは早いですね。
- プロジェクト完遂…?
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自分のチョンボもあって、結局予定より3ヶ月ほどカットオーバが遅れてしまいましたが、8月16日、なんとかカットオーバにこぎ着けることができました。
一方、カットオーバ後に自分の担当部分のトラブルが少なくなかったことは反省すべき点ですが、それ以上にメンバー間(特にPLとの信頼関係)が事実上崩壊してしまい、その後の対応が極めてギクシャクしてしまったことがわしにとっては悔やまれます。また、その問題によりわしが「政治的な判断によるもの」も含め、プロジェクトより引き上げとなり、とても後味が悪いというか、達成感のないままに終わってしまったこともとても残念なことでした。プロジェクト規模としては多分二度とわしが取り扱えそうにないほどのものだっただけに。
- E52エルグランド購入
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第2子が誕生したことや、エコカー補助金終了などの理由により、発売間もないE52エルグランドを試乗もせずに契約しました。結果からすれば「車としては十分の出来」ながら、やっぱりわしにはもっと「走れる」車が良いな、ということを改めて思い知ったのもまた事実。ただ、この手のユーティリティに優れた車は一台あればそれなりに便利なので、仮に「走り車」に改めて乗りたいと思ったとしても、その際はこのE52と2台体制で行きたいと考えています。いつのことやら、ですが。
- 本社勤務へ
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9月末をもって本社勤務に戻りました。少しは楽な日々になるのかな、と思いきや仕事の「数」に翻弄されてその関わり方のコントロールがうまく行かず、むしろこれまで以上に大変な日々に。おかげでどれもこれも中途半端な仕上がりでこちらも達成感はとても低い状況。このままで良いのか、わし。
一方で、これまで以上に「人間関係」や「言語(プログラムでない方)」のスキルが未熟で、かつそれらがとても重要であることを思い知らされました。来年以降、これらを少しずつであっても克服して行きたいです。
- Apple MacBook Air購入
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近年、わしは自分用のPCとしてはMac以外購入していません。客観的に見れば林檎信者そのものですが、わし自身は所謂オンとオフとでけじめを付けたくて、それゆえオフの「趣味としてのPC」はできればオンで使用しているWindows以外のOS環境が使いたい(念のために名言しておくと、Windowsがダメだとか、使いにくいとかそういう理由でWindowsを選ばない、ということではないということです。むしろ、ビジネス用としてはWindows環境は極めて重要であり、実際その環境も手許にあるが故、敢えてオフ用に「ホビーとしての」別の環境を欲しているのでした。)、とした上で「unixベースで、完成度が高く」そして「それを手に入れることで自分の日々をどのように豊かにしてくれるかが明確」であるという観点でMacがたまたま優れていたというだけに過ぎません。個人的にはApple社の独善的な姿勢そのものはあまり好きではなく、特にメディアコンテンツ関連はプロプライエタリであるが故、Apple社が手のひらを返した途端にいろいろなものを失うという点で懸念も少なくありません。
ただ、前述の「自分の日々をどのように豊かにしてくれるかが明確」という点については、日本のメーカが「付加価値」を考えるという観点で特に苦手な部分であり、また企業の情報システムを担うわしとしても色々考えさせられる部分ではあります。この点についてはAppleは優秀と言えるのではないか、と感じています。
…と長々と書きましたが、年始の抱負であった「100%の成果よりも、80%の成果と20%のイマジネーションを」の達成度は6割程度の「可」レベルかなあと思っています。結局のところ、成果は出たけど色々微妙であったし、イマジネーションという点ではこれまでの枠を大きく超えられなかったなあ、と思っています。
来年は上述の反省や課題をどの程度克服できるか。まずはそのロードマップだけでも明確にしたいなあと考えています。それでは皆さん、良いお年を。