Category Archives: お出掛け

二社一寺や奥日光だけが日光じゃない

このブログのエントリーが最近なんとなく病み系?になりつつあるほど、精神的に色々疲れ果てていたので、気分転換にぷらっと日光まで行ってきました。緊急事態宣言が解除されてはや一ヶ月、ここのところ新規感染者数が少ないこともあってか、久しぶりに沢山の観光客で賑わっていましたので、敢えて有名どころは避けて、比較的閑散としていそうなところばかり回っていました。

ところで、私にとっての日光とは…。
あ、いや、5月のエントリーにも書いたし、それ以外のエントリーをも読めばいかに私が日光という場所を特別だと思っているかは分かると思うので、もう繰言のごとくクドい説明は一切割愛して取り敢えず巡ってきたところの写真を載せておきます。

ひとしきり回ったのちに叔父の喫茶店に寄って珈琲を頂きつつ世間話をしていたら、同店の古くからの常連さんである、酒屋のご主人(叔父と同年代だからかなりのお歳のはず)が入店してきまして、その後、そのご主人と叔父との会話を聞いて片隅で笑ったりしていました。この酒屋のご主人とお会いするのも多分20年ぶりくらい?当時は私が比較的ここに通っていたこともあって覚えていただいていたものと思いますが、今日、思い出して頂けたのかが若干不安です(汗)。そもそも、もう20年も経ってますからね。

思い返してみると、この喫茶店では色んなことがありましたね…。

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いざ鎌倉へ

学生時代の友人と鎌倉散策をしてきました。
主たる目的は動画データの受け取りと若かりし頃しくじった激辛せんべい完食リベンジだったのですが、まあそれはどちらかと言えば建て前的なものでして、実際には友人との数年ぶりの再会と駄弁ることの方が真の目的だったような気がしないでもありません(苦笑)。

鎌倉に赴くのは実に四半世紀ぶりで、朝の移動時には「四半世紀などという実感はないな。何故こんなにあっという間に時が進んでしまったのか」的なことを思っていたのですが、実際に当地に赴いてみれば、駅舎、街並み、風景の何もが自分の記憶と照合できなくなっていて、「ああ、やっぱりそれだけの歳月が過ぎてしまったのだなあ」という気持ちにさせられました。
なお、当時売っていた激辛せんべいも現在は売られてはおらず、飲食関係もプリンをはじめとしたスイーツのお店が大半になっていました。よって完食リベンジは果たせなかった訳ですが(ホッ)、こういったところからも四半世紀分の重みを感じざるを得ませんでした。

友人とは鶴岡八幡宮や市内のいくつかの寺院を巡り、それから事前に予約をしてあった古民家カフェレストランで昼食を摂ったり、小町通りを経てその後喫茶店で様々な話をするなどしているうちに、あっという間に夕方に。全然時間が足りませんでした。

何はともあれ、大変充実した一日となりました。明日からまたいつもの日々に戻るのかと思うと、それが少々恨めしく感じられるくらいです。
でも、またいつかこういう充実した日が来ることを楽しみにしつつ、日々を頑張っていきたいと思います。

楽しかった一日の余韻に浸りながら、東京駅八重洲口で帰りの高速バスを待ちます

日光への日帰りドライブ

母の実家があり、また生誕の地が栃木県日光市であった私にとっては「GWと言えば日光!」ということで日帰りドライブ&散策をしてきました。できるだけ人混みと渋滞を避けるべく朝7時半に自宅を出発したところ、現地には9時45分に到着しました。平年のGWに比べたら道路は全体的に空いてましたね。

到着直後の国道119号線日光市御幸町付近。ガラ空きです。人も殆ど歩いていません。

到着するなり、ありきたりの観光地は混むだろうと思い、滝尾神社まで散歩をすることにしました。道中神橋の前を通過したところ、雨上がりの朝だったこともあるのでしょう。とても神々しい姿でした。

朝の神橋。なんだか神々しい感じ。

そして、東照宮横の駐車場が満車になっていることを横目に見つつ、社務所の裏にある香車堂からは舗装道路から離れ、歩きにくい石畳の道を「これこそが滝尾神社への参道よ!」とわざわざ歩き(笑)、白糸の滝を眺めて、滝尾神社に到着しました。道中は殆ど誰にも会いませんでしたが、神社にはそれなりに人がおり、かつての秘境的なイメージは相当に薄れてしまったものの、他の「メジャーどころ」に比べれば相変わらず鄙びた印象で個人的にはこっちの方が好きですね。

香車堂。安産祈願のためのお堂と言われています。
香車堂アップ。出産を控えた方はこの香車の駒を持ち帰って自宅の神棚に飾り、無事出産を終えたらその駒を返納するのに合わせて新たな駒を奉納します。
そして「滝尾道」と呼ばれる石畳を歩き…
白糸の滝を眺め…
滝尾神社に到着。この鳥居は「運試しの鳥居」と呼ばれ、額に空いている穴に小石を三回投げて見事通ると願いが叶うとのことです。

滝尾神社の境内には、お堂のほか「縁結びの笹」、「三本杉」なる御神木、「酒の泉」、「子種石」などといった見どころがあるのですが、私自身は過去に何度も参拝していることもあり、お堂で参拝した以外はまあそれとなく見て回るだけにしました。そもそも、散策自体が目的なのでこれでいいのです。なお、境内の写真がないのは他の参拝客がそれなりにいたため、撮影を自粛したことによります。

帰路は二荒山神社方面に抜けるべく、女峰山登山口方面に向かって行者堂の前を通り山を降りました。二荒山神社は人が結構おり、メジャーどころは混んでいる時に行く必要なしと判断し、スルー(笑)。こういうところが、私の日光の楽しみ方っぽい感じ。

輪王寺行者堂。この裏手に女峰山の登山口があります。
日光二荒山神社前。結構人が出ていたので華麗にスルーしました。
日光金谷ホテル。実は泊まったことがありません。一度泊まってみたい。

下山時は表通りの歩道もそれなりに人がいたので、準・地元民(自称)らしく裏道から東武日光駅前の「乙女屋」まで歩き、昼食を買って親戚の家に戻ることにしました。途中、幼い頃に遊んだ大谷川などを見ながら、のんびりと散策を終えました。

大谷川(だいやがわ)。私にとっての「川遊び」とはこの川で遊んだ子供の頃の思い出を指します。

当初の予定では、その後霧降高原にでも行こうかと思っていたのですが、当初の想定よりも道路が混雑し始めてしまったのとにわか雨が降ってきたので断念し、あとは叔母や叔父、それから15時ごろ合流した両親と少し話をしたり、お土産を買いに行ったり、夕食を採ったりして現地を18時ごろに引き上げ、帰宅の途につきました。帰りの道路もやはり普段より空いてましたね。

夕食の中華定食。

というわけで、人混みを避けてでのドライブと散策はこんな感じでした。平時であれば一泊して翌朝は奥日光、みたいな行程になることが多いのですが、このような状況下で極力リスクを避けるべく行動するとすれば、日帰りでのこんな感じでのささやかなものになるのは致し方なしなのかな、と思っています。もっとも、個人的にはいっぱい歩けたので、それなりに充実したものになったと自画自賛していますが。

はてさて、GWも残すところあと二日になりました。もう私自身のお出掛けネタは尽きたので、あとは自宅近辺で適当に過ごすことになるのかな…。

気分転換…?

義父母の様子を伺いに、昨年秋以来訪問していない家内の実家に行ってきました。
久々の遠出なので仕事のことを忘れて気分転換ができるかな、と思っていたのですが、移動中に上司から入電。内容は障害ではあるけれど、影響範囲が小さく緊急度はほぼあってないようなもので…もう、こういうの本当に勘弁してくれよ、という気持ちになりました。正直ノイローゼになってしまいそうです。こういうことがしょっちゅう起こるから、休みであっても気が休まらないのだよなあ。

「美しい日本のクラウン」を意識して(栃木市嘉右衛門町伝統的建造物群保存地区にて)

義父母と会うのはおよそ七ヶ月ぶりでしたが、お元気そうで何よりでした。歳も歳なので、もう少し訪問頻度を増やしたいところなのですが、こういう状況下なのでなかなか判断に迷うところです。

なお、街中はそれなりに人が歩いていて「あれ、自粛は…?」とは思った(人のことはあまり言えませんが)一方で、道中の国道や主要幹線道は普段の週末より空いていたようにも感じましたので、遠距離の移動は自粛されている方が多いのかな、とも感じました。
うーん、明後日には実母の実家がある栃木県日光市に日帰りドライブ&散歩でも行こうか、と思っていたのですが、このような雰囲気の中でそのようなことをすべきか否か少し悩むな…。明日考えるか。