VAIO Duo 13と共に過ごす日々

前回のエントリーの続き。

その後、液晶パネルに保護シートを貼った(実はこういう保護シートはスマホだけで十分だとかつては考えていたのですが、先日、VT484の液晶パネルに腕時計を誤って落としてしまい、表面が一部欠けてしまってからは考え方が変わりました)りとか、LTEを申しこんだりして色々使い続けてみました。

先日書いた、スタンバイ状態を含めたバッテリー持続時間が短め、とした件は、単に起動しっぱなしのアプリが原因で省電力のモードに落ちていないのが原因でした。それから、起動するアプリも動画系をバリバリに使う(BDレコーダーの映像をDLNA経由で視聴するとか)など、Macbook Airとは使い方がだいぶ異なることも一因と思われます。まあ…それと、InstantGoとPowerNapじゃそもそも動きが全然違いますしねえ…。

LTEは同じauでも2.1GHz帯しか使えないiPhone5と800MHz帯が使えるVAIO Duoとでは全く電波の入り方が違いますね(もちろん、VAIO Duoの方がずっと良い)。学生とかだったら、これとスマホさえあれば固定のインターネット回線なくても生きていけるんじゃ…、などと思ってしまいました。回線速度も十分実用に耐えます。すごい時代になったものです。

それから、保護シートを付けたのでスタイラスも使ってみました。ペン先に対する追従性が良いですね。本当にメモとして使えそう。

総評ですが、これ、仕事でこのまま使いたいくらい気に入りました。職場ではトライアル的に東芝Dynabook R822を使用しているのですが、それと比べてもこちらのほうが良いです。特にタブレットからクラムシェル風に変形するとき、R822には両手使わないと難しいですが、こちらは片手で難なくいけますし、クラムシェル風な状態でもタッチパネルが固定されていてタッチがしやすいです(R822はディスプレイの角度が変えられるものの、タッチパネルとして使おうとすると後ろに倒れていってしまうので使いにくいです)。画面もこちらのほうが高精細なだけでなく発色もいいし、LTE内蔵で外出時も屋内にいるときと何ら遜色なくインターネットが使用できます。職場ではR822のほかiPadも使用していますが、R822とiPadをこれ一台で統合できそう。というか正直、iPadはminiでもない限り魅力が…という感じです。

で、これによりわしのパソコンはiMac、VAIO L、Macbook Air、VT484、VAIO Duo 13の5台になりましたが、今回のDuo 13を買うことでVT484は不要になるかな、と想像していたところ、実はそうでもなくて、むしろMacbook Airが使い途としてDuoと競合してますね。VT484はベッドサイドで使う分にはDuo 13より優れていて、お役御免にはなりそうにありません。しかし、MBAは…うーん、これ外に持ち歩く可能性が今後あるのかしら、という感じです。でも、MacはUNIXマシンとして好きなんですよねー。昔、まだPC用UNIXが極めて高額だったころ(ちょうどPANIXが出てそれなりに話題になっていた時の話です)、時の雑誌に「夢の可搬型UNIXマシン」的な一文があって、それ以来UNIXマシンを持ち歩ける、ってのはそれだけでわしの所有欲を満たしてくれるというのと、道具としての使用歴が長いので、プリミティブな作業をやるには個人的にMacのほうがやりやすいんですよね。実際ここともう一か所のWordPressのサイトはMBAで作成してますし。Windowsでももちろんできますが、いちいちSSHやらFTPクライアントを導入したりとか、テキストエディタに何を使おうか、とか考えるのが面倒なだけですけど。

9か月間の恋を実らせる

先日、Macに回帰しようかといいながら、この期に及んでかつてから気になっていた機種、VAIO Duo 13(SVD13229DJB/LTEモデル)を購入してしまいました。正直、予定外出費のためいろんな意味で重いのですが、ソニーがVAIOを売却してしまうことや、Windows 8.1がデスクトップOSに実質回帰することによって、もうこういうユニークなPCは出てこないんじゃないか、という懸念がわいてきて居ても立っても居られなくなってしまい、消費税も上がってしまいましたが、えいやっと清水の舞台から飛び降りる気分でポチりました。

家に到着したカートンを持ち上げて思ったのは「小さっ」、「軽っ」でしたが、要は梱包やマニュアルが最低限なだけであって、本体はそれなりの重さがあります。さすがにiPadとかと同列に語るわけにはいきませんし、Lavie Zのような「モックのような軽さ」ではありませんが、まあ、それでもMacbook Airよりはずっと軽いです。

使ってみて感じるのは、Apple製品のような「一切の無駄を排した、シンプルゆえの美しさ」とはある意味逆を行く感じではありますが、しかし、その品質の高さはさすがMADE IN JAPAN、タブレットモードにした際のチリの小ささは、昨今まれな品質で作られたパソコンであることを物語っています。それから、液晶も素晴らしい。こんなに綺麗な液晶画面はわしが買った機器では初めてかもしれません。動画とかを見ると立体感すら感じられます。

普通に使っている分にはとても素晴らしいPCですが、唯一ちょっと気になるのは、デフォルトだと意外とバッテリーが持たないこと。Macbook Air(Mid 2013)の、まさにタブレット端末のようなバッテリー持続時間(スタンバイした際の省電力っぷりを含む)と比べると、明らかに劣るような…。もう少し設定を見直さないといけないかも。

まだ、昨夜から使い始めたばかりなので、細かいインプレはまた後ほど。まだauのLTEのセッティングもしていないし。

がっかりなアップデート

Windows8.1 Updateが将来の分も含めた形で発表されましたね。スタートメニューが復活し、ストアアプリがデスクトップ側のタスクバーからでも呼び出せるようになるなど、従来のWindows7からの移行であっても、ユーザは操作に戸惑うことなく移行できるでしょう。

しかし、敢えてわしはこれを「がっかりだ」と評価させていただきます。

パソコンはコモディティ化が極めて進んだ結果、もはや日々の生活に欠かせない道具になりました。今となってはオフィスで使用するのは勿論のこと、家庭で年賀状をパソコンで作成するとか、Webサイトを閲覧するなどといったことは日常的な出来事の方のほうが多いのではないでしょうか。そのような「道具」として見た時には、今回のアップデートはとても優れていて、歓迎されるものでしょう。

しかし、わしにとってパソコンを含む「情報機器」は趣味でもあります。仕事ではともかくとしても、家にいる時までただの道具を用もなく触っていたいとは思いません。使っているときは操作そのものにワクワクしたり、意外性を感じたりしたい。もちろん良いと思うこともあれば、そうでないこともあるとは思いますが、こういった探究というのは楽しいものです。だから、どうしてもイノベーティブな物をより魅力的に感じます。そのような観点において、今回のアップデートはイノベーション、という意味では明らかに後退です。デスクトップとしての使い勝手の向上はあるものの、タブレット端末としての進化は(現時点でわしが知り得ている情報では)見うけられません。

特に意味が分からないのはスタート画面の電源アイコン。これはいったい何のためにつけたのか。デスクトップを主として使用する方であれば、そもそもスタート画面は使わずスタートメニューを使用するでしょうから、そこから電源が切れれば十分。とすると、このスタート画面は主にタブレットユーザが使うものになると思われますが、タブレット端末を都度都度シャットダウンしたい、と思う人がどの程度いるのでしょうか。わしはタブレット端末は「いつでもどこでもすぐに使える」ことが最大の魅力であって、それが無ければクラムシェルのパソコンで十分と思うだけに、タブレット端末の電源を都度都度切るような使い方は全く理解できません(だから設定から電源オフで何ら問題なし)。タブレットユーザにとってこの画面に欲しかったのは、電源アイコンよりも常時表示される時計やバッテリーステータスだったと思うのですが…。

このように、今回のアップデートは「ユーザが望むようにしたぞ。ほら、電源も分かりやすくなっただろ、これでも文句あるのか」の如く逆ギレ的な思想を感じます。本来、今後のタブレットの潮流に乗るべきか、それともデスクトップに回帰するかの判断は慎重に行なわれた上で、実装されるべき機能も必要性が明確であることが前提で行われるべきとわしは考えますが、今回のはその点でただの「おてんこ盛り」であってイノベーティブではありません。そもそもユーザに媚びてしまってはイノベーションは生まれません。

クラムシェルやデスクトップPCについては、今後も道具として一定の需要は見込めると思います。が、それはもはや白物家電と大差ありません。わしは白物家電を趣味にする気は(現時点では)ないので、そういう意味で本当に残念。先日のエントリーに書いたVAIOの件と併せて、ますますMacに気持ちが戻りそう。もっとも、Appleもここのところ少しマンネリ化してきており、イノベーションを感じなくなった気がするのはちょっと気になるところですが…。

VAIOブランド売却に思うこと

今更感がありますが、ソニーがパソコン事業、すなわちVAIOブランドを売却する件。わし自身は2004年以降マカーでありますが、一方でWindowsマシンはVAIOが好きで、Windows 8発売以降はVAIOの購入をもってWindows環境に戻ろうとしてましたが、行き場を失いました(涙)。

「何故VAIOブランドの売却に至ったのか」とかその辺は、各種メディアの分析のほうがずっと詳しいし正確だろうと思うのでざっくり割愛しますが、個人的に気になっているのは今後ソニーは「コンテンツやメディアを扱う道具の中枢として何を据える気なのか」という点です。

コンテンツにはテレビ放送であったり、パッケージメディアであったり、最近ですとオンライン配信だとか言ったような一般的な流通経路で入手できるパブリックなものと、個人で録画・録音・編集したようなプライベートなものの2つに大別出来ると思いますが、これらを包括的に取り扱うのにパソコンは今でも重要な位置を占めていると考えています。わしがマカーになったのは、プライベートなコンテンツを扱うためのツール(iLife)がハードに付属しており、しかもそれらの性能が一般的な使い方であれば必要十分であったことがその理由として非常に大きいです(専用機器やソフトを買い揃えるより安い)。また、プライベートなコンテンツで心配なのはデータの破損や消失ですが、Macの場合はTimeMachineを使うことでこの辺も割と安全に運用できる環境が最初から用意されています。ただ、テレビ放送やパッケージメディア(Blu-ray Disc)、特にドメスティックなコンテンツ保護技術などのサポートがMacは弱く、そこについてはWindowsのほうがずっと優れていたと言ってよいと思います。ソニーのVAIOもパソコン上でコンテンツを取り扱う、という点については発売当初から相当意識していたように思いますし、パブリックな(商用)コンテンツを自グループ自体が扱っていたこともあって、コンテンツ保護技術などへも積極的に対応していたように思います。実際、コンテンツを扱うためのツールが全くインストールされていないVAIOは、法人向けのそれを除けばあまり多くなかったと思います(調べた訳じゃないのでアレですが)。だから、少なくとも売却を決めるまでのソニーにおけるVAIOの位置づけはコンテンツを扱う道具の中枢だった、とわしは勝手に思っているわけです。

しかし、今回売却をしたことで、VAIOはコンテンツを扱う道具の中枢ではもはやない、と結論付けたのかなあ、と。

じゃあ次に来るのは何か、といえば、「そりゃータブレットじゃないの」という意見が多いと思いますが、将来的なことならいざ知らず、現時点ではまだ弱すぎるのではないかなあ、と個人的には思ったりしています。たとえば、ハンディカムで録画した動画をどこかに移動したい、と考えたとき、デスクトップパソコンであればそのまま保存しておこう、と思いますが、タブレットでそれをやるか?といわれたら何だか微妙な気が…。そもそもタブレットってモバイルの道具ですから、紛失や破損がかなり高い確率であり得る訳で、そんなものに世界にただ一つのコンテンツを保存しておく、というのは非常に違和感があります。じゃあ、クラウドサービスか?というと、それを担うと思われるPlayMemories Onlineはこんな体たらくでとても難しそう。そもそも、もはやパソコン向けのソフトウエアやサービスを作ってもハード(VAIO)で儲けられるわけじゃないので、どこまで本腰を入れるのやら…あまり期待できないのかなあ、と現時点では思っています。かといって、メディアサーバ的なものも現在のラインナップにはないし、ソニーはどうする気なのかなあ、と思ったりしているわけですよ。BDレコーダで代替の可能性も否定しないですが、あれも特定のメディアに特化しているからなあ。(BDレコーダに音楽ファイルを保存したい、という人はそんなに多くないと思います…)

というわけで、取留めのない文になってしまいましたが、要はわしが今後買うべきパソコンの計画がここにきて揺らいだな〜と思っています。Windows系に戻るつもりでしたが、コンテンツを扱うのに割と長けたWindows機であった(と、わしが勝手に思っている)VAIOがこのような状態になってしまった以上、結局マカーに出戻りかなあ。Appleの製品は寡占化が進んだ分野ではコストパフォーマンスが著しく低くなるので、本当は脱出したいんですけどね。ハードに求められる優先順位も、わしの思うそれとは必ずしも合致していないし。

V37スカイライン試乗

E52エルグランド、昨年の車検の際にタイヤ交換が必要と言われ、とりあえず摩耗の激しい前輪側だけ交換したのですが、この4月から消費税率が上がるのと、丁度6ヶ月点検&オイル交換の時期でしたので、あわせて後輪側のタイヤも交換してもらうことにしました。

待っている間退屈なので、担当の営業さんにV37 スカイラインの試乗をお願いして、ちょこっとだけですが走ってみました。色々と賛否両論のある車ですが、わし的には「アリ」かな、と。

先ずスタイリングですが、実車は写真よりずっと良いです。リヤのトランク部分にロゴが無いのが何となく間抜けな感じではあるものの、フロントの低く構えた面構え、サイドから見たときのロングノーズとリヤ上がりのラインは海外プレミアムカーにはない新しさを感じました。内装も、タッチパネルの部分が安っぽかったらイヤだなあ、と思っていましたが、上品にまとめられていました。メータは…うーん、昔に比べたら立体感が出てきたものの、まだまだ海外プレミアムカーの「精密な計器」的な雰囲気に及んでいないなあ。ここはちょっとマイナスポイント。フロントシートはセダンとしてはポジションが十分低くて○。リヤは…4人が快適に過ごしたい車を買いたければ別の車にすべきですね。いや、わしの感覚ではE12ノートの方が広いような…。

で、走ってみて最初に感じたのはシートの素晴らしさ。肩から背中に掛けて腰までしっかりとサポートしてくれるシートは大変楽で、長時間乗っていても疲れなさそう。これに比べるとエルグランドのシートは背中の途中から腰までしか支えてくれないので、結構違和感ありありです…。その良く出来たシートのおかげもあるのか、乗り心地も実に良いです。硬すぎず、柔らかすぎずでありながら、ボディ剛性もがっちりしていることもあって不快な振動がほどよく抑えられていました。静寂性はEV走行時の「静けさ」と、踏み込んだ際の「…グォーッ」と低くうなるエンジンサウンドがミスマッチな感じがあるものの、これはなかなか面白い。眼を三角にしてかっ飛ばす感じではないですが、必要なときにグッと加速出来るのは良いですね。ステアリングは一部不自然な感じが不評とのことでしたが、わしにはあまり気にならなかったなあ。それと走ってみて素直に思ったのは「あれ?結構小さく感じるな、これ」でした。確かにE52エルグランドよりは若干小さい車ではありますが、もっと小さく感じました。それにしてもミニバンと比べてなんと運転が楽しいことか。このまま乗って帰りたくなってしまったのが正直なところ。

最大のネックは5M円超の価格ですかねえ…。夏頃には2リッターターボのモデルも出る様ですが、わし的にはこのハイブリッドモデルをもっと安くしてほしいなあ。と言うか、わしみたいな客はもはやターゲットではない車、と言うことなんでしょうけどね。うちには娘居ないし(苦笑)。※わし自身が外資系に勤めても居なければ、都内に住んでいたりもしませんが、その辺はスルーw。

チューナー交換

怪我だの長男の入院だののさなか、FM/AMチューナであるKT-V990が故障してしまいました。電気店に修理を依頼しましたが、パーツ在庫無しでThe END…。本厄パワー恐るべし。 で、チューナはどうするべきか少し悩んでいたのですが、中古店でKT-6050が売っていたのでゲット。付属品いっさいなしでしたが、ちょうどいい具合にリモコンがヤフオクで出ていたので、こちらもゲット。これまでより便利な環境になった(KT-V990はリモコンが使えなかったので)ことで、チューナ大活躍。リモコンに慣れた身体には、リモコン無しではその機器の使用頻度すら変わるものなのだなあ、とか改めて思ったりして。

音質は正直KT-V990のほうが好みでしたが、無い物ねだりしても仕方ないのでこれで当分は行こうかなと。Accuphase T-1100?まあ、それはもう少し様子を見てから考えようかと。

ご無沙汰しております

昨年末、「今年ももう終わりですね」と書いてから既に3ヶ月以上経ってしまった訳ですが、1月に肩鎖間接を脱臼してしまったり、長男が昨年の盲腸手術を遠因にした腸閉塞になったりで、新年早々本厄ライフを満喫してしまい、どうも日記を書くような新しいことができる状態にありませんでした。 そんなわけで、剣道も全然出来ません(;_;)。寂しい限り。

今年ももうすぐ終わりますね

書きたいことがなかった訳ではないのですが、自宅に帰ってから敢えてパソコンに向かう気力はどこにも残っていなかったこともあって、「次の機会に」と言い続けていたら、ついに今年も最終日。というか、このエントリーを書き始めた時点が22:21ですので、もはや一時間半強しか残っていない訳ですが、今年一年のまとめです。

①会社で大幅な人員整理(3月)
新年始まっていきなりのリストラ実施の発表。結果的にはわしの部門3名(常勤2名、兼務・実質非常勤1名)のうち、常勤の上司1名が会社を去ることになってしまいてんてこ舞いに。その上司は入社以来ずっと部門を支えていた大黒柱だっただけに、居なくなった直後は途方に暮れ…いや、途方に暮れる余裕もありませんでしたが、とにかく、どうして良いのか分からない状態に。さらに追い討ちを掛けるように兼務の部門長で、わしが今の会社に入って以来ずっとお世話になっていた方もその10日後の組織変更で部門を去り、部門名以外は全く新しい体制になってしまいました。ただでさえてんてこ舞いだったところへ、さらにたくさんの調整が必要になってしまった上に、会社の情報が殆ど聞こえない状態になってしまったので、本気で嫌気が差し、執行部に対するそれまであった疑念は明確な敵意に変質して、「今期が終わったら相談なしで辞めてやらあ」位の気持ちになっていました。しかし、10月中旬以降は色々と役員に提案する機会に恵まれ、それらが全て承認されたこと(これはわしだけの頑張りと言う訳ではなく、上下関係なくいろいろな方の協力を得られたことが大きいのですが)や、何となく現体制でのやり方が分かってきたこともあって、モチベーションが復活。それゆえ11月以降は本当に忙しかったのですが、やる気はみなぎっていたのでなんとかこなせました。
来年は、このモチベーションを維持して、出来るだけいろんなことをしたい。正直今年はわしにとって「失われた1年」と言っても過言ではないほど、何も出来ない1年でした。

②日産・ノート購入(5月)
家内が街乗りのためにセカンドカーを購入。所有して思ったのは「うちの生活ならこれだけでも十分なのでは」と思いました。乗り心地は固いし、エルグランドと比べれば全体的な安っぽさは否めませんが、走行性能としては特に過不足を感じないというか。昔のK11マーチとかだとあからさまに走行性能自体が劣ってましたけど、そういう感じはない。今の車は凄いなあ、と感心しました。

③27年ぶりに剣道を再開(7月)
長男が4月から剣道を始めたこともあって、7月からはわしも始めることに。先述のように仕事が火を噴いていたり、もともと職場が遠いとか色々ハンデがあって、再開するかどうかはずいぶん悩みましたが、先生方の剣道を始めたきっかけとか、仕事の状況を聞いて「今がラストチャンスかも」と思い、思い切って飛び込んでみました。想像よりも遥かに厳しく、始めた当初は稽古の度に身体を引きずってなんとか帰る、という日々が続きましたが、続けて行くうちに身体の調子がだんだん良くなるのを感じて、「ああ、やはり身体は適度に動かさないとな」と思うように。この年末は道場の行事やら、わしの仕事の都合やらで殆ど稽古が出来ませんでしたが、年明けには出来る限り頑張って、来年には初段がとれるように努めたいと思います。

④Macbook Air(Late 2010)故障により同Mid 2013に買い替え(7月)
長時間放置状態から起動、または復帰させると必ずフリーズするという現象が発生。リカバリー含め色々試しましたが、結局ハード故障と言う結論に至り、ちょうど1ヶ月前に発売されたMid 2013に買い替えました。「たかが3年だし、同じような機種だから大して変わらんだろう」と思っていたのですが、使い始めてその考えが誤りであることにすぐ気づきました。処理速度が速くなったにもかかわらずバッテリーが半日以上持つし、わりと負荷をかけてもマシンが熱くならない。これは本当に凄い、と感動しました。…の割には、あまり活用できてないのですけどね(^^;。

⑤中学時代の同窓会(8月)
正直、5年前にやったばかりなので再会したところで話すことがあるのだろうか?と思いましたが、そんな心配は全く杞憂で、いろんな人と話せてよかったです。まあ、その辺りの感想はこの日記にも書いたので割愛しますが、5年後に再会できることが今から待ち遠しいです。

⑥長男が盲腸になる(10月)
一日前から高熱を出していたのですが、当日昼に急に腹痛を訴え動けない状態になったとのことで、家内が医者に連れて行ったところ盲腸と診断され、夕方緊急手術をすることに。看病はそれなりに大変でしたが、なんだか眠る長男を横で見ていて、家内と「なんだかこの子が生まれたばかりの頃を思い出すね」とか話したりして、家族の絆みたいなものを改めて感じる良い機会になった気もします。

⑦Windowsタブレット購入(11月)
Windows 8.1タブレットとして、東芝Dynabook tab VT484を購入しました。それ以来iPadの使用頻度が激減。スタイルアプリが少なく、また、出来もまだまだな感がありますが、それでもiPadのような窮屈さというか、機能上の制約がないのが安心感につながります。また、新しいAtomの性能もとても良いですね。Haswellといい、今年のIntelのCPUはいい物が出ていたように思います。

⑧Walkman購入(12月)
前出のタブレットである日ヘッドホンを差して音楽を聴いてみたところ、普段通勤時に使っているiPhone5で音楽を聴くより音質が良いような気がする…。「まさか」と思い、比較したら明らかにタブレットのほうが音質が良い。「でも、通勤電車はまわりが五月蝿いからたいした差にならないのでは」と思い、念のために試したのですが、結果はむしろ逆で、音質が良い分、音量も抑えめにして聞くことができ、また、その曲が好きになるかそうでなくなるかと思うほどの差が感じられました。で、結局iPhoneで音楽を聴くのは耐えられなくなってしまい、Walkman NW-F887を購入。音質は所謂ピュアのそれとは若干違うような気がしますが、それでもiPhoneとは比較にならないほど高音質。やっぱり餅は餅屋なんですかねえ。(もっとも、iPhoneが昔使っていたMD Walkmanより音質がいまいちであることは気づいていたのですけどね…、電車の中であんなに差が出るとは思っていませんでした)

ほかにも、某旅人氏がアンプを買い替えたことでピュアオーディオに目覚めてしまったことや、前述の仕事の件もあってFacebookとは疎遠になってしまった(偽りの自分を維持することに意味を感じなくなったのと、単純に面倒になった)、次男が喋れるようになった、2020年の東京オリンピックなどなど、色々印象深い出来事は幾つかありましたが、とにかく今年は「忍耐の一年」だったように思います。ここで耐えたたくさんのことをバネにして、来年は「飛躍の年」となるように頑張りたいと思います。

本年は大変お世話になりました。来年もよろしくお願い致します。

慢心は良くない

ここのところ、風野旅人氏の日記に書かれているオーディオに関するトピックに触発されて、週末になると一日の半分くらいメインシステムで音楽を聴いていたりします。その結果としてエージングが進んだ(機器のなのか、わしの耳なのかはともかくとして)のか、だんだん音の解像度が上がってきたように思います。

しかし、一方でボーカルが前に出てこない件は相変わらず。という訳でスピーカを内側に振る角度を見直してみました。最初、思い切ってスピーカの正面を試聴している位置に向けたのですが、ボーカルがさらに引っ込んだだけでなく、演奏もがちゃがちゃした大変聴きづらいものになってしまいました。ならばその逆なら良いのでは、と思い、振り角を殆どなくしてみたら、ボーカルが前に出て来ただけでなく、音全体が大変整理され、音場も左右に広がって大変好ましい物になりました。

思い返してみると、父のInfinity Renaissance 90も殆ど振り角を付けてなかったなあ、ということで、これまでの音の不満の大半は極めて基本的なセッティングにあったということに今更ながらに気づいていろんな意味でガックリ。まだまだやることがたくさんありそうだなあ、と改めて感じた次第です。

引き続きオーディオの話題

昨日、「もう少しアタックとかは強く前に出てくれたほうが良い」などと書いたのですが、マランツのネットワークオーディオプレーヤーNA-11S1だとそういう音の傾向らしいですね。

参考:http://bbs.kakaku.com/bbs/K0000465337/SortID=16020733/#tab

しかし、同社製のネットワークオーディオプレーヤーは操作性がイマイチという話を、NA7004ユーザからも聞いたりしているので、躊躇。いや、躊躇もなにもどっちみち原資がありませんけど…。