Category Archives: 自動車

ご無沙汰しています(なんどめだ)

春先から精神的に相当に「キテ」いたのか、いまいち心穏やかならぬ日々が続いていたのですが、その勢いで色々買ってしまった感。6月以降に購入したものを列挙します。

  1. メインスピーカー TAD-E1TX(併せてリヤスピーカーもELAC BS302に買い替え)
  2. セカンドカー TOYOTA AQUA Z (FF)
  3. スマートウォッチ Apple Watch Series 6
  4. サブPC MacBook Air(M1,2020)

正直いうと、全部で幾ら使ったのか覚えていない…(ヲイ)。

1は、およそ2年前に試聴した際とてもいい音だなと感心し、いずれは…と心に暖めていたものです。本来であれば同クラスの他のスピーカーと比較試聴し、納得の上で購入したかったのですが、新型コロナウィルス感染症、特にデルタ株が猛威を振るう中でそのような行為はリスクが高い、と考えたことや、先述の通り精神的にかなりアレだったので、気を晴らすためには散財もやむなしだろう…ということでこのタイミングとなりました。
音質はこれまでのIRS-OMEGAとは打って変わって現代的なものとなりましたが、一方でもっと鮮烈な音になると予想していたものが、割とそうでもないな…というのが正直な印象。多分設置環境とかその他諸々で足を引っ張られているんだろうな、と。専用ルームが欲しいなあ。

2は、家内の乗っている車が色々とくたびれてきていたところに新型の発表があり、どうせやることもないので試乗してみるか、と思いクラウンを買ったディーラーで試乗したら、これがまた「いい。」(笑)
昨年末、日産ノートe-POWERを試乗して、「もはやクラスが違うのでは?」と思えるほどの静粛性と内装の質感に驚いたのですが、ネックは価格。ADASとMOPナビ、LEDヘッドランプという、今時の車であれば付いていて当たり前と考えられるオプションを装備しようとすると300万円近くとなり、これはもうセカンドカーの価格ではないな…と思い、悩んでいたところへ、アクアは比較的リーズナブルな価格帯で出てきて、試乗してみたら確かに静粛性等においては前述ノートに若干譲るかな、とは思ったものの、それでも十分な走行性能や質感があり、正直「コンパクトカーでここまでやられたら、高級車の付加価値って…何だ?」と考えさせられるほど、クラウンと比較しても違和感がない。そして、試乗が終わったのちに軽い気持ちで見積もりを取ったところ、「うおー」と声を上げてしまうほどいい条件が出てしまい、そのまま契約と相成りました。ディーラーの営業さんも「ここまで何の説明もなしで成約したのは初めてかも」というくらいの即決っぷりでした。
なお、まだ納車されていません。多少はメーカーの減産の影響が出ているのかも…。まあ、ノートはあと半年車検があるので特に焦っていません。楽しみに待っているところです。

3は、これまで使っているApple Watch Series 3がバッテリーの膨張により壊れてしまったため、急遽買い替えました。文字盤の種類が増えたことや、常時点灯となりとても使いやすくなりました。

4は、これまで使っていたMBA購入後満8年を経てパフォーマンスに難が出てきたことや、次のmacOSには対応していないこともあって、そろそろ買い替えかなあ、と考えていたところにApple整備済製品が出て、「今だ!」と思い清水ダイブ。生活費から出したのでいよいよ手元の資金がヤヴァイのですが(笑)、それでも実際に手にしてみてパフォーマンスの高さと、それからiPadのアプリが一部とはいえ使え、これは便利と大満足。特に「Esoteric Sound StreamN-03Tのリモコンアプリ)」がMBAで使えるようになったのは大変有難いです。これでもうroonは要らないかも…。
なお、このブログエントリーも同機で書いています。

で、実は最近Instagramを始めたのですが、今度は新しいデジカメ(Nikon Z6II)が欲しくなりました。とはいえ、もう散財しすぎたので自粛しなければなあ…、という気持ちもあり、どうするか悩み中。ひょっとすると冬ごろに再び「ご無沙汰しています」との表題でエントリーを書くかも知れません。もしそうだとしたら、「あ、誘惑に負けたんだろうなあ」と思って頂きたく(笑)。

今年1年間のお買い物を総括してみる

今年も色々買ったのでその時々に呟いた、関連するツイートを交えて振り返り。

まずは、AVアンプ「Pioneer SC-LX901」とUHDBDプレーヤ「SONY UBP-X800」。どっちの機器にも言えることとして、外装が安っぽくてそれ自体は未だ好きになれないのですが、性能は確かで、特にAVアンプの方は以前使っていたVSA-AX10Aiより映画を見る分にはいいのではないか?と思うほど、雰囲気の表現がいい。この辺りは良くも悪くもこなれてきてますね。あと、HDMI CECによる連携も本当に良く出来ていると思いました。特にDVDのDOLBY SURROUND PRO LOGIC(要は音声が2ch)のソフトもAVアンプの「Auto Surround」にしておけば、勝手に5.1chにしてくれるのには驚きました。これ、どうやって実現しているのだろうなあ…。
UHD BDは試しにソフトを買って見てみましたが、鮮明であることには違いないものの私の目ではフルハイのアプコンでも映画を見るだけなら十分のような気がしてます。という訳で、それまで考えていた自宅テレビ視聴環境の4K化計画はいったん保留。結局4Kチューナも買わないままこの年末を迎えています。

次は、Apple iPad Pro 11 inch+Smart Keyboard。これを所有するようになってからは、モバイルPCを外出先に持ち出す必要性は全く感じなくなりました。ただ、有効活用できているか?と問われると微妙です。後述しますが、最近はちょっとした外出であればiPhoneとKindleで殆ど用を足しているので、単なる暇つぶし用途としてはむしろ過剰すぎる感が…。という訳で、宿泊のある外出時くらいしか持ち歩いておらず、むしろ寝室でベッドに寝そべりながらWebサーフィンやYouTubeを見る時によく使っています。

その次に購入したものは、昨日のエントリーに書かせて頂いたトヨタ・クラウン。インプレっぽいものは内容が重複するので割愛しますが、今日Yahoo!の記事のコメント欄で「今までクラウンを乗り継いでいたが、今回は見送った」という主旨の投稿があったのを見て、「私は今までのクラウンだったらむしろ買わなかった人だけれど、往年のファンにとってはその逆の気持ちなのだろうなあ」などと感じたりしました。私的にはいい車だと思うのですが。

それから、子供達に与えていた古いiMacが突然故障したため、これまで私が使っていたiMac Retina 5Kを子供達に渡して、私自身は最新モデルのiMac(27インチ 3.0GHz MRQY2J/A)に買い替えました。本体内蔵のモニターの性能が良くなっていて、写真などむしろあまり見えて欲しくないものまで見えるようになってしまうようになりましたが、それ以外は特に変わった感じはしないですね。iPhoneもそうなのですが、最近Apple製品はパフォーマンスが悪くなったら買い換えれば十分なものばかりになってきた印象があります。

続いて、Kindle Paperwhite 第4世代。実は昨年第3世代を購入したばかりでしたが、私の不注意で液晶を割ってしまってオシャカに。壊した直後は「iPhoneやiPadでも読めるし、元々読書が好きじゃないのでいいか」くらいに考えていたのですが、ちょっとした待ち時間に1ページだけ読み進めるとかにKindleはとても適していることに気づき、そのような用途であればiPhoneなどに不便さを感じるようになってしまいましたので、結局1ヶ月後に改めて購入。今回はカバーや破損時保証までつけたので、万が一の破損時にも安心。いや、今度こそできるだけ破損しないように使いますけれども。

最後はSONY WF-1000XM3。それまで、鉄道での通勤時にはMDR-1000Xを使っていて、それはそれで音質的には悪くはなかったのですが、列車車中で時々つり革や手すりにぶつけるなど気になる点があり、また、待ち合わせなどで喫茶店で時間潰しの際にKindleを見ながら音楽を聴きたいと思っても、いかにもガチなオーバヘッド・密閉型で色々と憚られるものがあったりしましたので、割と評判の良いANCイヤホンを入手してみました。使い始めて、「うん、これだよこれ」という感じです。音質はピュアなどと比べるようなものではないですし、1000Xの方が量感たっぷりでしたが、クリアな音質で悪くないかな、と思いました。

さて、来年ですが…今のところ何も買う予定がありません(汗)。理由として家庭の事情とか色々あるのですが、それ以外にもいよいよ20年選手になるスピーカーをなんとかしたいなあ、という気持ちから少しお金を貯めようと思っています。ちなみに候補は現時点でTAD-E1TXあたりを考えてはいますが、現実にはいつになるかによって購入品は変わることになろうと思うので、「その辺の機種を目標に」、まずは実現に向けてクリアすべきことをクリアしようと思います。

令和元年も暮れて…

ご無沙汰してます。と言っても、誰も見ていない…いや、暫く放置していたらいつの間にかここが表示されなくなっていて、しかし忙しくて結局そのまま放置したままだったから、誰も見られなかった状態だったわけですが。

気付けば令和初の年も暮れて…、例年通り家の中を大掃除したり、年賀状を書いたり、正月飾りを設置したりと、まあそれなりに正月を迎える準備をしているのですが、今年ほど年末の実感が乏しいのは珍しいかもしれないです。何だかとにかく忙しかったのですよね…。

そんな忙しかった日々の最中の九月末に自動車を乗り換えました。車種はS22#型クラウンで私にとっては初のトヨタ車になります。納車されて約3ヶ月が過ぎ…た実感は前述の年末の件と同様に乏しいのですが、満足度は高いです。静粛性の良さはもちろんなのですが、足回りが凄くいい。大きな入力があっても「シュタッ」という感じで軽くいなすし、車体が前後左右に振られず、ハンドリングも正確で運転しやすい。小刻みなコーナがある道路を走るのが楽しめるくらいです。相当にスポーティな走りで、クラウンというブランドネームから一般的に想像されるものとは違うような気がしますが、一台の自動車として見ればいい車だと思います。

しかし…、昔からの知り合いからすれば私がここまでトヨタ車をベタ褒めすること自体が想像できなかったのでしょうね。何しろ、学生時代は「私にとって自動車選びとは2つしかない。日産車かそれ以外か、だ。」などと豪語するほどの日産党でしたから。しかし、今の日産車には魅力的なものがあまりにも見当たらない…。ちょうど、V37スカイラインのマイチェンの発表前後で、そちらも少し考えましたが、知人の乗っている前期型に同乗させて頂いたところ乗り心地があまりにもドライバーズカーに寄り過ぎていることや後席が狭いこと、マイナーチェンジによりむしろプレミアム感がスポイルされたこと(Vモーショングリルになって欲しい、という声が市場にあったとは到底思えないのです)から食指が動かず、さらに言えば、色々「古いな」と。2014年発売ですから率直に言えば「1世代前の車だよなあ」と思いました。

一方、クラウンを買うのにも「日産党としてトヨタ車を買うのは裏切りであり、敗北でもある」という抵抗感が少なからずあり、さらにクラウンというと「高齢者が乗る車だよねえ」という印象もあって、どちらかと言えばトヨタ党の家内をもってしても当初は「えー、クラウン…?」、「地方の農家の高齢者が乗るイメージ(失礼!)」などという感想を述べていました。それ故、2回もMEGAWEBにクラウンを見に行ったりして、時間を掛けて検討をしました。で、いよいよ意を決してトヨタディーラーに行き、試乗…。アクセルをひと踏みして「うわ、なんて静かな車なんだ…」と思い、その後前述の通りハンドリングの正確さに驚いたのでした。

これまで乗っていたE52エルグランドもいい車でした。ミニバンであることを考えれば十分な走行性能を有していましたし、個体としてもトラブルは全くといって良いほどありませんでした。しかし、転職以降自動車で通勤するようになり燃費の悪さが気になり出したのと、重心の高さゆえに大きな入力が来たときに車体全体が揺さぶられる感覚がどうしても好きになれず、昨今の先進運転支援システムへの興味を含め、今般の買い替えを決めました。ただE52エルグランドとは色々な思い出があって、最後の日はとても寂しい気持ちになりましたね…。

と、何だか取り留めがない話になってしまったのでこの辺で止めますが、今年あった個人的には大きな出来事の一つとして、今更感はありますが記録に残したいと思い記した次第です。今年の総括は明日大晦日に書く「かも」しれません(汗)。

V37スカイライン試乗

E52エルグランド、昨年の車検の際にタイヤ交換が必要と言われ、とりあえず摩耗の激しい前輪側だけ交換したのですが、この4月から消費税率が上がるのと、丁度6ヶ月点検&オイル交換の時期でしたので、あわせて後輪側のタイヤも交換してもらうことにしました。

待っている間退屈なので、担当の営業さんにV37 スカイラインの試乗をお願いして、ちょこっとだけですが走ってみました。色々と賛否両論のある車ですが、わし的には「アリ」かな、と。

先ずスタイリングですが、実車は写真よりずっと良いです。リヤのトランク部分にロゴが無いのが何となく間抜けな感じではあるものの、フロントの低く構えた面構え、サイドから見たときのロングノーズとリヤ上がりのラインは海外プレミアムカーにはない新しさを感じました。内装も、タッチパネルの部分が安っぽかったらイヤだなあ、と思っていましたが、上品にまとめられていました。メータは…うーん、昔に比べたら立体感が出てきたものの、まだまだ海外プレミアムカーの「精密な計器」的な雰囲気に及んでいないなあ。ここはちょっとマイナスポイント。フロントシートはセダンとしてはポジションが十分低くて○。リヤは…4人が快適に過ごしたい車を買いたければ別の車にすべきですね。いや、わしの感覚ではE12ノートの方が広いような…。

で、走ってみて最初に感じたのはシートの素晴らしさ。肩から背中に掛けて腰までしっかりとサポートしてくれるシートは大変楽で、長時間乗っていても疲れなさそう。これに比べるとエルグランドのシートは背中の途中から腰までしか支えてくれないので、結構違和感ありありです…。その良く出来たシートのおかげもあるのか、乗り心地も実に良いです。硬すぎず、柔らかすぎずでありながら、ボディ剛性もがっちりしていることもあって不快な振動がほどよく抑えられていました。静寂性はEV走行時の「静けさ」と、踏み込んだ際の「…グォーッ」と低くうなるエンジンサウンドがミスマッチな感じがあるものの、これはなかなか面白い。眼を三角にしてかっ飛ばす感じではないですが、必要なときにグッと加速出来るのは良いですね。ステアリングは一部不自然な感じが不評とのことでしたが、わしにはあまり気にならなかったなあ。それと走ってみて素直に思ったのは「あれ?結構小さく感じるな、これ」でした。確かにE52エルグランドよりは若干小さい車ではありますが、もっと小さく感じました。それにしてもミニバンと比べてなんと運転が楽しいことか。このまま乗って帰りたくなってしまったのが正直なところ。

最大のネックは5M円超の価格ですかねえ…。夏頃には2リッターターボのモデルも出る様ですが、わし的にはこのハイブリッドモデルをもっと安くしてほしいなあ。と言うか、わしみたいな客はもはやターゲットではない車、と言うことなんでしょうけどね。うちには娘居ないし(苦笑)。※わし自身が外資系に勤めても居なければ、都内に住んでいたりもしませんが、その辺はスルーw。