Category Archives: 旧ブログ記事

もうすぐ7月も終わりだと言うのに

従兄弟の音響機器、改め叔父の音響機器のその後…

去る16日に、修理に出していたDCD-3500RGが直って戻ってきた、とのことだったので、現地にお邪魔し、試聴してきました。うーん、こうやって聴いてみると、いつぞやの試聴記が全く出鱈目であるかのような素晴らしい音。もしかすると当時はCDプレーヤの調子があまり良くなく、それ故音質も悪かったのかもしれないです…。
ただ、しばらく試聴して細かく分析していくと、中高域の分解能は良いものの、なんとなく奥行きが感じられないし、低域は明らかに不足気味。これについて、一般的なガラス戸つきのオーディオラックに機器一式をセッティングしていることや、中央にテレビがあること、さらにその両脇にほぼ寄り添う形でスピーカがあること、スピーカケーブルが正体不明の大変細いものであることなど、いろいろ指摘し「これらを改善する(ラック・スピーカスタンドを導入し設置する、スピーカケーブルを良いものに替える、など)ともっといい音になる」と提案したところ、叔父さんが妙に乗り気で「手配してくれ」とのいうことになってしまいました。…なんだかこういう部分で相手を煽ってしまうのは、相変わらずですなぁ。良いことをしているのか、悪いことをしているのか微妙な気分です…。

環境を整えてから随分経ちますが

SACDをまともに試聴してみた

と言っても、うちにあるSACDのソフトはStingの『SECRED LOVE』しかないわけですが、とりあえず、CD AudioとSACDの2chとMulti Chをそれぞれ聴き比べてみました。

CD Audio
それ単体で聴く分には、今まで同様のStingサウンドと言えなくもないのですが、試しにSACD 2chと比較すると、帯域が狭いせいなのか、特定の音域、特に中高域が張り出してくる感じがあります。ただ、何となくこの音を「良い音」とする向きもあるかもしれないな、等とも思いました。
SACD 2ch
一聴すると「あまりインパクトのない音」。しかし、しっかり聞き込むとCD Audioとは比較にならないほどの情報量。音の出方も自然で、CD Audioのように特に気になる音域などといったものはありません。非常に滑らかで、言うなればよりアナログに近い感じでした。
SACD Multi Ch
聴いてみて「これはずるい!」などと思ってしまいました。と言うのも、SACD 2chと同傾向の音質ながら、効果的なリヤプレゼンスが何とも楽しくて…(^^;。音楽をより深く聞き込むには2chの方が好ましいのかもしませんが、音楽を気軽に楽しむのならこれが一番良いかもしれません。

で、この日記を書きながらFM等を聴いているのですが、改めて聴くとなんとも帯域の狭いこと狭いこと…(^^;。まあ、致し方ないのですが。ただ、以前も書いたのですが、上述のような比較を最低限出来るような環境を構築するにはあまりにも金がかかりすぎますね(苦笑)。これじゃ一般環境でのSACDの訴求力は非常に厳しいと言う印象。実際、DVD Audio、SACDとも普及は悲観的とも言う状況ですし。

良い陽気でしたなぁ

先日

出産祝いとしてある方々からDSC-T30を頂いたので、それを片手に近くの公園に行って、家族とともに色々撮ったりしました。今日はこの時期にしては晴天でありながらそこそこ過ごしやすく、公園の芝生でまったりするにはちょうど良い陽気でした。
ちなみに、DSC-T30とした理由は、「何も考えずにシャッターを押すだけでそこそこの画質の絵が撮れること」、「操作がとにかく簡単で、誰でも扱えること」、「それなりに小さいこと」の3つでして、実際、これらは十分満たしているといえるのですが、敢えて難点を言うならば、なんとなく色が派手かも(特に屋外撮影時)。ただ、何も考えずにシャッターを切っただけでもこれだけの画質で、また屋内であろうが屋外であろうと安定した画質を得られるのにはただただ感心するばかり。これまで使用していたのがNIKONのE950だけ(いや、これはこれで良いカメラであることも再認識したりもしたのですが。特に自然な画調は当時のデジカメとして驚異的とも言って良いほど。)に、まさに隔世の感ありまくりです。便利に活用させて頂きます。有り難うございました。>諸氏

良い陽気でしたなぁ

車の修理

先週野犬に衝突してしまった次の日、行きつけのディーラで修理の見積もりをとり、今日、修理してもらいました。交換部品はフロントエアインテークとバンパーブラケット+αのみとしました。実際には、バンパーフェースも一部塗装がひび割れたり、部分的に歪んでたりするのですが、普通には気づかないほど軽微であったので、今回はそのまま流用することにしました(ちなみに交換するとそれだけで\50k超もの出費になるのであった。)。どうせまたぶつけたり擦ったりするんだろうしw。

衝突

NS-1 Classic再試聴

音の修行僧にて「鳴沢の従兄弟(^^;」のシステムとして紹介している機器ですが、実は従兄弟の実家にて10年ほど放置されたままになっていて、このたび、従兄弟の両親である叔父と叔母より「捨てるべきなのか、何とか活用すべきなのかの判断を下してほしい」とお願いされたので、機器の状況確認並びに音だしなどを行いました。
1994年当時から調子が微妙に悪かったDCD-3500RGはもはやトレーすら開かないような状況になっていましたが、その他の機器は一部接点のストレッチやクリーニングなどを行うことにより、完動しました。
その後、試聴と相成りましたが、CDプレーヤが壊れているため、ソースはわしが持参したiPodを繋いで聴くことに。で、12年ぶりに試聴して分かったことは「NS-1 Classicはもの凄くソースを選ぶ」と言うことでした。たとえば、楽器の独奏曲や声楽、四重奏などと言った小編成の曲、そしてジャズボーカルなどは「ここまで出るのか」と思わせしめるほどの素晴らしい音質だった一方、洋楽&邦楽ポップスなどは正直「つまらない音」に成りはてました。ははあ、かつて「駄目な音」と一刀両断した理由は、今思えば当時わしが聴いていた曲は非常に偏っていて、しかも、それらはNS-1 Classicにはあまりに不適当なものばかりだったのでは無かろうか、と思いました。実際、相性の良いソースで聴く限り、うちのメインシステムと比べても「ああ、これならずっと聴いていたいな」と思えるほどの音を奏でていました。
叔父や叔母も、これら放置されて埃まみれになっていた機器からこれほどの音が出るものだとは想像していなかったらしく、相当気に入った様子。不動のDCD-3500RGも修理に出すことになり(と言うか、実際電気屋に持って行った)、完全復活が待ち遠しい限りです。
それにしても、まさか12年後に評価がここまで覆ることになろうとは。当時のわしは青かったんだなぁ。(今もまだまだ、ですけれども)

衝突

V35小破

今日は所用のため、家族とともに栃木市に行ってきたのですが、その途中、野犬の飛び出しに遭い、衝突&小破。当時の状況を箇条書きすると…。

  • 道は片側一車線の対面通行。現場付近はゆるい右カーブの入り口
  • 自車の前後には車がいて、車列の状態になっていた。前走車との車間は30〜40mくらい。速度は大変一般的な速度(前走車に追従走行)。
  • カーブ入り口付近で野良犬らしき、飼い主らしき人もおらず、また、首輪もしていないように見える犬が対向車線側(自車から見て右側)にて道路の方に早足で歩いてきた。
  • 「まさか飛び出してくるのでは…」と思った次の瞬間、その野良犬が前両足を蹴って、我々の車の前に突進。
  • わし、「ああ、もう間に合わない!!」と、野良犬が自車の右前部にぶつかる姿のイメージを頭に描きつつ、無意識に急ブレーキ(実は、わし自身はブレーキを掛けよう、と言う意識はあまりなくて、「不可避なタイミングで動物が飛び出してきた場合、人的被害を避けるために敢えて急ハンドルで避けたり急ブレーキを踏んだりせず、轢いてしまうこと」という教習所の教えが頭をよぎった位だったのですが、実際には家内が後に「もの凄い急ブレーキだった」と発言したことにより、その時点で急ブレーキを踏んだことが発覚しました。)。
  • 次の瞬間、ゴンと軽い衝撃。一間あってから、「キャインキャイン」と声を発しつつ凄まじい勢いで右方向に逃げていく野良犬の姿を確認。
  • その後、自車の損害状況を確認したところ、右前部にバンパーとレインホースが激突した跡や、ステー部分の破損などがあった。また、急ブレーキの際、家内が軽いかすり傷を負った。

…というわけで、正直あの状況下では不可避であったと思いますが、それにしても気分はあまり良くないです。とりあえず明日、ディーラに行って詳細な状態を確認してきます。とほほ。

蒸し蒸しした日々

FMラジオを聴ける環境を整備する

なんでも、妻は最近車の中でFMラジオ(J-WAVE)を聴いているうちに、DJによる情報や最新の音楽情報をチェックするのが楽しみになってしまったらしく、「自宅でも聴きたい」との要望がありました。わしもかつては暇さえあればFMを掛けていろんな情報をチェックしていましたが、宇都宮では殆どのFM局、特にJ-WAVEを受信することが困難になり、チューナそのものを押入に仕舞っておりました。
と言うわけで、久々に手持ちのチューナ(DENON TU-280)を引っ張り出して、使ってみましたが、なんだか学生時代にレポートを書きながら聴いていたときと同様で何となく雑然とした感じの音。BGMであればこんなのでも良いのかもしれませんが、なんだか真剣に聴く気にはなれませんでした。とはいえ、今更新品にて購入できる高級チューナはAccuphaseのT-1000くらいですし、それ以外はTU-280と似たり寄ったり…。仕方ないので、ヤフオクで中級機あたりを探していたところ、程度の良いKENWOOD KT-V990(なんで敢えてKT-7020やKT-6040ではなくKT-V990なのかと言いますと、この機種はデザインに無駄が無く洗練されていることや、父が当時V880を購入し、それより上位機種だったV990には格別の憧れがあったからです。)を発見・落札。今日それが届いたわけですが、本当に美品で実家のKT-V880より遙かに程度が良いものでした。
さて、早速音を出してみたわけですが、「チューナでもこんなに差があるのか」と言いたくなるほど元気で澄んだ音に。もちろん、当時でも中級機であったことや、経年変化などを考えると極上の音、というわけには行きませんが、わしが求めていたFMの音には十分達している感じ。大切に使おうと思います。

蒸し蒸しした日々

VSA-AX10AiのUSB入力を試す

と言っても、たいしたことをしたわけではなく、単純にPowerBook G4とAX10AiのUSBを繋いでみただけですが。結果としては、さすがにVH7PCのUSBとは一線を画し(VH7PCのそれは、正直言ってほかのソースに比べレンジが狭く、何となく縮こまったような音だったと思いました。)、十分実用に耐えうる音を聞かせてくれました。ただ、USBオーディオとしてはあまりにもバランスが悪すぎるし、わしの環境では特に常用というわけにはいかんかなぁ。

バテ気味

エアチェックものの編集

…と言っても、最近エアチェックしたものではなく、1988年7月19日にNHK-FMで放送された「ビートルズ特集」と言うやつでして、当時わしはまだ中学生だったりする(^^;のですが、久々に聴きたくなりVHS Hi-FiからDAT(もはやこれ自体が古いですが(苦笑)。)に編集&ダビングをしました。録音レベルを調整したり、START IDを登録したりRENUMBERなどをこれまた久々にやりましたが、昔取った杵柄とも言いましょうか、なんどかトライしているうちにまあまあ満足のいくものになりました。
もともとFM放送であることや、マスターがVHS Hi-Fiであることなどから、音源そのものが旧いとかとは関係ない部分で音質が悪かったりするのですが、ヘッドフォンでは「ノイズだらけでとても聴けたものではない」というのが、なぜかスピーカで鳴らすとそれなりに聴けるのが不思議。
そう言えば、かつて「ある程度以上のシステムになると、ソースそのものの粗をある程度リカバリして、それなりに聴けるようになることがある(その昔、AU-D907XDが故障し、AU-α607Ex.に一時期置き換えて使用したことがあるのですが、CD等と言ったそこそこ高品質のソースでは影響が少なかったものの、コンパクトカセット(XK-009)の音質がメタメタになったという経験があります。)」という経験をしたことがあるのですが、この件もそれと同様なのかも。エアチェックした当時、ラジカセで全く同じ音楽を聴いていた(当時はコンパクトカセットに同様の編集を施していたものを、SONYのCFD-77と言うラジカセで聴いていました。)頃を思い出しつつ、今、自分が聴いているシステムが「ある程度以上のシステム」になったのかな、などと考えるとなんだか感慨深いものが。